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※きめぇ丸が体調不良の為、しばらくダイジェストでお待ち下さい。 (※一部、かいつまんでお送りします。) 『これまでの仮面ゆっくりでぃけいどは―、』 ある日、突然幻想郷を襲う異変。 歪んだ次元、溢れ出した異形の怪物達。外の世界との境界も消えつつあるかつてない大異変。 平凡だがどこか虚しい日々を送っていた記憶喪失のきめぇ丸の前に幻のように現れるれみりゃ 「せかいにききがせまってるんだどぉー」 世界を救うには外の世界の「旅人」と同じく九つの世界を旅をしなければならない きめぇ丸は『仮面ゆっくりでぃけいど』に変身するためのベルト『きめぇどらいばー』、武器にもなるカードホルダー『らいどぶっかー』とカード、そして戦うための体を与えられ 居候の身をおく『香霖堂』の住み込み・ゆっくりさなえと主人・森近 霖之助らと共に世界を救うための旅に出た。 やがて『くうがの世界』の仮面ゆっくり・めーりん。『きばの世界』から謎のゆっくり・プチこぁが仲間に加わり 『ふぁいずの世界』ではきめぇ丸を知るライバル、仮面ゆっくりでぃえんど・怪盗まりさの登場に旅は大詰めへ迎うのだった… ・ ・ ・ 書かずにゆっくりしてた結果がこれだよ!! …お、そろそろ持ち直したみたいです。 ◆ 船酔いから数分後、 そこにはすっかり元気になったきめぇ丸の姿が! さっきまであまりの苦しみにきめぇ丸独特の頭シェイクができない状態だったが 話しかけてきたるーみあと黒づくめの少女の助けで、きつけ薬のオロナミ〇Cをもらい 『げんきはつらつぅ!!』になったのだ。 ※ 「おお…ありがたいありがたい」 「きめぇ丸を助けたのはローレライって子だよ!」「もう勝手にして…」 ※ それだけ言って二人は行ってしまった。…しかしあの二人も避難しないのだろうか? それに少女はなんだか色々浮いていたような気がしたが… 「おお…ふしぎふしぎ。」 第一地獄を乗り越えた身にはそのくらいの事だった。それより今は… 「おお、しんどいしんどい…ひろすぎです」 船内が思った以上に広い いくら飛行能力とスピードに定評のあるきめぇ丸でも、さっきの船酔いでの体力の消耗と天井のある空間では本調子が出せない。 「しょうじき『元気はつらつ』ではたりません。さっきゅうに『ファイトいっぱ…」 残念ながらスポンサー的にダメです。 「おお、おとなのじじょうおとなのじじょう。おや…しゃべりましたね」 おや、きづきましたか。忘れて下さい 「おお、おとなのじじょうおとなのじじょう」 とりあえず今から向かうレストランエリアには「オルトロス」と「乱射魔」二つの騒動があるようだが…さて 「かえれますかね…」 ・ ・ 「Night sparrow」 「河城飯店」「Kuneri guru」 たどり着いた三つの看板の前できめぇ丸はいまだ漂う料理の香りに足止めをくらっていた。 さっきまで船酔いしてたのに体は正直である 「あたっくらいどぅ!コレクッテモイイカナ?」 自分で言わない、それに主役能力じゃないので使えません。 「ちっ…」 シュバアァッ!! 「!!」 と、のんきに河城飯店に足を踏み入れようとした瞬間、背後から巨大な触手が伸びた どうやら『乱射魔』より先に『オルトロス』とやらが当たったようだ 「おお、こわいこわい…」カチャ サッ 触手をかわしたきめぇ丸はベルトを装着し、らいどぶっかーからカードを引いた 「へんしん!」 『かめんらいど…』ガシャン『でぃけいど!!』 きめぇ丸に九つの影が重なり… サクサクサクサクサクサクサクサクサクッ「おお、いたいいたい」 さらに頭に九枚のカードがつきささって、きめぇ丸は仮面ゆっくりきめぇど…もとい、でぃけいどに姿を変えた。 シュバッ! シュバッ! オルトロスの触手はさっきから間を開けず伸びてくる、そのたびに周りの物が「Kuneri guru」店内に消えていく… とりあえずは触手に捕まっては元も子もない 「おお、かくらんかくらん」『あたっくらいど』ガシャン『みらーじゅ!』 でぃけいどがベルトにカードをセットすると瞬時に三体の分身が生まれた そして攻撃せねば意味がない、さらにカードをセットする 『あたっくらいど』ガシャン『ぶらすと!』 でぃけいど(×4)はらいどぶっかーをがんもーどで構え… シュババッ! ビターン!「「「「おおう!」」」」 その場で倒れた。 全員触手に足を取られてしまったのだ。分身したのに全く動かなかったのは致命的だった バババババババババババババババババババババババババババ!!! その拍子にらいどぶっかーの引金は引かれ、あたりには銃弾の雨が降り注いだ 「おお、やばいやばい」 なんだか遠くで『乱射魔部隊が出たー!!』と言う悲鳴がした。 触手と格闘しながらきめぇ丸は急変する事態に「おお、めどいめどい」と思った… とぅーびぃこんてぃにゅーど by『とりあえずパフェ』 名前 コメント
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またにてゐ 14KB ※選ばれしゆっくりの番外編第3弾です。ゆっくり見ていってねの後の話でもあります。 ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※この作品のてゐは20年以上生きているので人間とおなじようにしゃべります。また耳を手のように使うこともできます。 ※この世界のゆっくりは舌や歯で缶ジュースを開けることができます。 ※はじめの一歩、ジョジョ、遊戯王ネタ注意 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 「ゆー。まただめだったみたいだねえ・・・」 「ぼるけぇの・・・・」 けーねはもこうへ力なくつぶやいた。 もこうもまたけーねを気遣いながらも表情は落胆を隠せない。 ここは竹やぶにあるゆっくりの巣。 斜面に穴を掘ったもののに新婚のゆっくりけーねともこうの2匹が住んでいる。 2匹は幸せだった。 けーねともこうという2匹にとってもっとも相性のいいつがいで新婚生活も良好。 このあたりは餌も豊富で、飢えることも無い。 人間もゆっくりにやさしくゲスでなければ危害を加えられないし、あまあまをもらえることもある。 すべて順調だった。ただひとつを除いては。 「どうしてけーねはにんっしんっできないの?あかちゃんゆっくりしてないでおなかにきてね。」 「けーね・・・」 そうこの2匹の悩みとは子供ができないことである。 けーねともこうのつがいは相性はいい反面子供ができにくい。 なぜならお互い高いランクの希少種のためにんっしんっしずらいのだ。 さらにこの2匹は非にんっしん体質なのか1ヶ月ほぼ毎日すっきりしても子宝に恵まれなかった。 赤ゆっくりのほしい2匹の間に不安な空気がながれるのも当然と言えよう。 特にけーねの悩みは切実だった。 にんっしんっしないのは自分のせいではないだろうか。 自分はもこうにふさわしくないのではないのだろうか。 そう思い出すと不安でしょうがない。 巣の中に重苦しい空気が漂う中、入り口のほうで音がした。 「ゆっ、だれ!?」 けーねをかばうように背に隠し、侵入者をにらめつけるもこう。 入り口から現れたのは、ゆっくりてゐだった。なぜか頭にピンク色のぼうしを耳用の穴をあけてかぶっている。 「なーに。あやしいもんじゃないうさ。」 「いきなりひとのいえにはいりこんでなにいってるぼるけぇの!!もっこもこにされるまえにかえってね!!」 あくまで笑顔をくずさないてゐに対し、いきりたつもこう。 「そうじゃけんにしないでほしいうさ。せっかくあかちゃんのできるほうほうをおしえにきたんだから。」 「ゆっ、あかちゃん!!?」 その一言にもこうの後から飛びでるけーね。あかちゃんという言葉に過敏になっていたのだ。 「だまれぼるけぇの!!やきまんじゅうにされたくなかったらさっさと・・」 「まってもこう!せめてはなしだけでもゆっくりきこうね。」 巣からたたき出そうとするもこうだが、けーねはそれをとめた。 藁にもすがる思いなのだろう。 結局、けーねの必死のお願いにもこうが折れる形となり、てゐは巣の奥へと通された。 「自己紹介がまだだったうさね。てゐは、”またにてゐ”といううさ。」 「またに・・・てゐ?」 「”マタニティ”という言葉はしってるうさ?」 「ゆっ。しってるよ。にんっしんっしているにんげんさんのことでしょう。」 けーねは答えた。前に妊婦にえさをもらったことがあり、そのときに教えてもらったのだ。 「はなしがはやくて助かるうさ。てゐの名前はその”マタニティ”という言葉から人間さんがつけたうさ。なぜならてゐは品種改良種で、ゆっくりをにんっしんっさせることができるゆっくりだからうさ。」 「ゆっ・・、そんなはなしが・・」 あまりに突飛な話に困惑する2匹。それを見越したようにてゐは話を続けた。 「うそじゃないうさ。その証拠にてゐはふつうのてゐが被らないぴんくのおぼうしかぶっているうさ。 これこそてゐがまたにてゐゆっくりである証うさ。」 「ゆうぅぅぅ・・・」 2匹は考え込んでしまった。 確かに品種改良種や新種について聞いたことはある。2匹は群れには属していなかったが、近所のゆっくりとはよく情報交換を行っていたのでそれなりにこのあたりのゆっくりについて知っていた。 具体的には(あまりいい噂ではないが)のーぶるれいむ、まりさ種、他にも星蓮船種や真夏でも出歩くことができる品種改良れてぃ、等々品種改良種や新種は確実に存在する。このてゐもその一種だとしたら・・・・。 2匹はすでにてゐを信じつつあった。 「でっ、そのにんっしんさせるほうほうって・・・」 「そのまえにちよっとまむまむを診察させてうさ。てゐはむかしえーりんに、お医者のちしきをおそわったことがあるからあるていどの原因はわかるうさ。」 「ま、まむまむをみせろなんて!ふざけんじゃぼるけぇの!!けーね、やっぱりこいつたたきだして・・・」 「わかったよ。」 「けーね!?」 「あかちゃんのためならいたいのもはずかしいのもゆっくりがまんするよ。もこうはだまっててね。」 静かにだが凛とした表情で言い切るけーね。 もこうもなにか言いたげだったがけーねの性格からいって、もうなにをいっても無駄だと思ったのか何も言わなかった。 「それではさっそく診察するうさ。けーねはそこにねころんでほしいうさ。」 「こ・・こう?」 「おーけーうさ。ではではしつれい。」 そう言いながらてゐは耳を伸ばしけーねのまむまむを広げようとした。 「も・・もこうはみないで!!ゆっくりしないででてね!!」 その様子を食い入るように見ていたもこうだが、けーねの声ではじかれたように巣の外に出た。 2匹とも顔が真っ赤である。 そうやって巣の外で待つことになったもこうだが落ち着かなかった。 巣の中からはけーねの「あ・・・んふぅっ!」という声や「やっ・・だめ・・」、「そっ、そこは・・あうぅんん」などという嬌声が断続的に聞こえてくるのだ。いろんな意味で落ち着くわけがない。 ちなみにもこうはけーねのまむまむを見たことが無い。いつもすーりすりでのすっきりだからだ。 5分後 「おわったうさ。ゆっ?なんで前かがみになってるうさ?」 「う、うるさいよ!すぐにいくからあっちにいってね!!」 「あーなるほど。若いっていいうさねー。まあおちついたらこっちにくるうさ。」 すべてを察したてゐはあえて追求せず巣の中へ入っていった。 前かがみで動けないもこうが巣に入れたのはそれからさらに5分後のことだった。 「どうしたのもこう?なかなかすにはいらなかったけど?」 不思議そうに尋ねるけーね。その顔はまだ頬は赤く、いつもより艶っぽい。 「な、なんでもないよ。」 「そううさ。ちよっと若さが、下半身をぼうちょうさせただけで・・」 「てゐ!!!」 いったら殺すと言わんばかりににらめつけるもこうに、訳がわからずきょとんとするけーね。 てゐは、じょうだんうさともこうをいさめて診察結果を発表した。 「結論からいえばけーねは健康そのものうさ。ただちよっとにんっしんっしずらい体なだけうさ。」 「ゆっ、それでどうすればいいの?」 「かんたんうさ。このお薬をのんですっきりをすればいいうさ。」 そう言い、てゐはぼうしの中から白い丸薬のようなものを出した。 「ゆっ!?これは?」 「赤ちゃんができやすくなるお薬うさ。」 「ゆっ!おねがい、それをゆずってね。」 身を乗り出すけーね。その目は必死そのものだ。 「ただというわけにはいかんうさよ。これはえーりんに教えてもらった秘薬うさ。超がつくほど希少な品で、人間さんでもなかなか手に入らない珍品中の珍品。それ相応のものがなければ。」 そう言い巣の中を値踏みするように見回すてゐ。その中のひとつに目がとまったようだ。 「あのオレンジジュースさんなんてどううさ。」 「ゆっ!それは・・」 もこうは悩んだ。あれはこの前竹の子を掘りに来たおばあさんがくれた品だ。 ゆっくりがとても好きらしくお弁当のたまごやきさんやおにぎりさんをくれた上、自分だけいい思いするのは申し訳ないともこうが断ったところ巣にいるけーねにまでおみやげをくれた。 その時あの缶ジュース(オレンジ)である。 けーねはとても喜び、子供がひとり立ちする時記念にみんなで飲もうと、気の早い言葉でもこうに笑われたりもした。 ゆっくりにとってあまあまが黄金なら、オレンジジュースはどんな傷でも治せるエリクサー(霊薬)的存在であり、極上の美酒でもあるのだ。それを簡単に渡すわけには・・・・ 「いいよ。ゆっくりもっていってね。」 「おお。話がわかるうさ。」 「けーね!?」 驚きながらけーねをみるもこう。 「もこう・・ごめんね・・・。でもけーねはあかちゃんがほしいよ・・もこうとのゆっくりしたあかちゃんが・・・」 けーねは泣いていた。子供ができないということがそれほどけーねの精神に重くのしかかってきていたのだ。 もこうは思った。 自分にとってけーねとそしてこれから生まれてくる子供こそがなによりの宝だ。その為なら他の全てを捨てもかまわないと。 「どうやらそっちの意見はまとまったよううさね。」 「ああ。あかちゃんがほしいのはもこうもいっしょだよ。ただし。」 言葉を切り、きっ、とてゐを見据えるもこう。 「ただし?」 「ちゃんとほんものかたしかめてからだよ。にせものかもしれないからね!」 「疑り深いうさね。まあかまわんうさよ。」 そう言いながらてゐは耳で白い丸薬をけーねの前にさしだした。 「このくすりはゆっくりの子宮、簡単にいえば子供ができるところを大きくするお薬うさ。この薬を飲んで胎内型にんっしんっするようすっきりするうさ。そうすれば赤ちゃんができるうさ。」 けーねはさしだされた丸薬にとまどっていたが意を決して一気に飲み込んだ。 「ゆっ、これでいいの?ゆっ!?ゆゆゆっ!?」 「どーしたのけーね!?ゆっくりしてね!!」 「薬が効いてきたみたいうさね。」 3分後 「ゆー。やっとおさまったよ・・・」 体の変調がおさまりけーねはやっと一息ついた。 「ゆっ。けーね!ぽんぽんが・・」 「ゆゆっ!!」 けーねは驚いた。自分の下腹部、ゆっくりで言えば口から下が大きくなっていたからだ。 「やった・・・やったよもこう!!これでもこうのあかちゃんうめるよ・・」 「けーね・・・」 2匹は感極まったのかてゐがいるにも関わらず、すーりすりを始めた。人間で言えば抱き合うといったところか。 「まああとは若い二人におまかせして年寄りは退散するうさ。」 そう言いながら耳でオレンジジュースの缶をつかむてゐ。 「約束どおりこのオレンジジュースはいただいていくうさ。文句は無いうさね?」 「うん。ありがとう、てゐ。」 「ふふ、礼にはおよばんうさ。」 そういうとてゐはもこうたちの巣から出て行った。 「け、けーね!もうがまんできないよ。」 そう言うともこうはけーねを押し倒した。てゐの診察のくだりからずっと我慢していたのだ。 「も、もこう・・・」 けーねも戸惑いながらもまんざらではない様子。 ともにぺにまむ型すっきりは初めてだ。 その数分後巣の中からすっきりーという声がこだました。 一方自分の巣にもどったてゐのほうは。 「ふう。やっとこのださいお帽子ぬげるうさ。」 そうつぶやきながら耳で帽子をぞんざいに放り投げる。ゆっくりにとって命の次に大事なはずのおかざりを。 「それにしても馬鹿ばかりうさ。こんなに簡単に騙されるなんて。」 そう、またにてゐ種などというのは真っ赤なうそ。このてゐは、詐欺行為(本人いわくう詐欺)の常習犯だったのだ。 けーねにあげた丸薬はただの膨らまし粉(ベーキングパウダー)を丸めたもので、まんじゅうであるゆっくりの皮が一時的にふくらんだだけでにんっしんとは全く関係ない。ぼうしもその辺のごみから拾ってきたものだ。 今回の戦利品であるオレンジジュースをコレクションの中に並べる。 缶ドロップ、各種缶ジュース、駄菓子、ビー球、おはじき、などなど ゆっくりが見たら宝物庫かなにかと勘違いしそうなほどてゐの巣は充実している。 「まったく赤ちゃんひとつで大騒ぎ。ほんとにアホうさねー。」 とひとしきり笑っていたが、急にため息をひとつつき、 「散歩にでもいくうさか・・・」 と力ない足取りで巣の外へと出て行った。 てゐには家族がいない。 物心ついたころには孤児だった。生きていくには、う詐欺師として周りをだまし続けるしかなかった。 昔ゆっくりれいせんとつがいだったが今はいない。子供も作らなかった。 う詐欺師という職業上、協力者は何人もいるが、本当の友など一人もいない。 どんなにおいしいあまあまがあろうとそれを分かち合うゆっくりがてゐにいなかった。 そう一人も。 てゐはぼんやりと空を仰ぎ見る。考えるのはさっきのけーねたちの事だ。 けーねの体には異常はなかった。ただ体質上すーりすりによるにんっしんっが難しいだけだ。 ぺにまむ型すっきりでなら問題ない。希少種にはよくあることだ。 けーねともこうの巣に新しい家族がふえる日もそう遠くないだろう。 それに比べて自分は。 このままただ人もゆっくりも欺き続け、いつか孤独に死んでいくのか・・・。 てゐはふっと笑った。 潮時だな。う詐欺師が嘘をつくのに虚しさを感じたらおしまいだ。 これからは真面目に生きよう。子供の頃からやっていた、う詐欺師家業も今日で廃業だ。 その時、てゐは背後からなにものかに耳をつかまれた。 「みつけたぞ、てめえ!!この前はよくもだましてくれたな!!」 てゐをつかんだのはフリーターお兄さん(今は失業者)だった。激怒しているのかその顔は般若のようである。 「なにが最終レース9枠のチャイナめーりんが鉄板だ!!あのめーりんレース中ずっと昼ねしてたんだぞ!全財産かけてたのに!!」 てゐは思い出した。 そう言えば先週ゆっくり競馬場の近くで予想屋のまねごとをやって人間からあまあまをもらった。 しかし、あくまでジョークのようなもので、ゆっくりのたわ言を信じるような馬鹿はやつは 「ちくしょう。ゆっくりのことはゆっくりが一番知ってるとおもったのに!!職もないのにどうしたらいいんだよ!!」 どうやらここにいたようである。 「金が無くてこんな竹やぶまでゆっくり狩りにくるはめになったんだぞ!!3食ゆっくりなんて糖尿病になったらどうすんだ!!」 自業自得なのに理不尽な怒りをてゐにぶつけるフリーターお兄さん。本人のみ、その理不尽さに気づいていない。 「ふふふ・・・。その報いうけてもらうぞ・・・」 そう言いながらてゐの耳をぎゅっとむすびひとくくりにした。 「な・・・なにするうさ!!」 「きまってるさ。おしおきだ。」 そういいながら適当な出っ張りにてゐの耳をひっかける。 「ふっふっふっ。マガジンのあの技で貴様をあの世に送ってやるぜ。」 そういいながら拳を口の近くに持ってくる。一見ぶりっ子ポーズに見えるがピーカブーガードのつもりらしい。 頭を∞の形に振り始めた。そしてそのままてゐに殴りつける。 ちがう!!もっとはやく!! 頭を振って!! 高速のシフトウェイト!!!! 体を振った反動で!! 左右をたたきつける!! ドガ!!バキ!!ドゴン!!ドガン!!ドガン!!ドゥン!! 「うさっ!!やべてっ!!うさっ!うざっ!!」 左右からのフックになすすべなく殴られるてゐ。耳が結ばれているので逃げようがないのだ。 「オラオラオラオラオラオラ!!」 まっくのうち、まっくのうち ドガ!!バキ!!ドゴン!!ドガン!!ドガン!!ドゥン!! 「まくのうちって誰が言ってるうさー!!?」 「オラオラオラオラオラオラ!!」 まっくのうち、まっくのうち ドガ!!バキン!!ドゴッ!!ドガン!!ドガン!!ドゥン!! 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!!!」 まっくのうち、まっくのうち ドガ!!バキ!!ドゴン!!ドガッ!!ドガン!!ズゥン!!ドゥン!! フリーターお兄さんの猛攻は1分以上に及び、終わる頃にはてゐの顔はアンパンマンのように膨れ上がり完全に気を失っていた。 とどめをさそうとしたフリーターお兄さんに 「そのへんにしておきなさい。とっくにそのてゐのライフは0だ。」 そういいながらとめる壮年の紳士。 「あ・・あなたは・・」 フリーターお兄さんは思わずつかんでいたてゐをおとしてしまった。 その顔に見覚えがあった。湯苦理飯店の総料理長だ。テレビや雑誌で何度も見たことがある。 「話はすべて聞かせてもらった。君も職がないのならうちに来なさい。ちょうど見習いが足りなくて困っていたところなんだ。」 「えっ、いいんですか。よろしくおねがいします。」 世間話をしながら離れていく2人。後には虫の息のてゐだけが残された。 この出会いがフリーターお兄さんをゆっくり料理の第一人者へとみちびくことになるのだが・・・ それはまた別の話。 ちなみにてゐは全治3週間の大怪我で、怪我がなおるまでの間「あそこの竹やぶにはうさみみをつけたアンパンマンのゆっくりがでる」という都市伝説をつくってしまうのだが・・・ それもまた別の話。 by長月 今日の希少種 ゆっくりてゐ 希少度 A いたずらとうそをつくのが大好きなゆっくり。ただし人間に幸運をもたらす力があると言われ、寿命も長い為ゆっくりショップで人気も値段も高い。基本的に永遠亭種は寿命が長くてゐは30年、えーりん、てるよは50年は生きると言われている。 あとがき マンガや映画で「俺、このヤマが終わったら足をあらうつもりなんだ・・・」とかいったら死亡フラグ。 今回のてゐはそんな感じです。(死んでないし、脇役で再登場する予定だけれど) 人気があるようなら、う詐欺師てゐをシリーズで書いてみようと思います。 あと今回のてゐへの虐待方法は4コマのゲスぱちゅりーのもみあげをひっかけてボコボコにしたのを参考にさせていただきました。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 騙される方が悪い -- 2021-04-10 18 02 56 お兄さんの身体能力が欲しいわ -- 2020-05-11 11 24 21 この世は騙された方が悪いんだよ(╹◡╹) -- 2017-01-03 15 06 12 やべぇ文字間違えた( ; ゜Д゜) -- 2016-08-25 20 28 32 てゐをいじめるなぁ!!いじめたらロードローラーで潰してドンキーコングのハンマーでぶっ飛ばしてたあと恋府「マスタースパーク」でピチュらせる! -- 2016-08-25 20 25 54 ちとまて、つがいのうどんげどうなった?・・・まさか!? -- 2013-03-07 20 17 22 兄さんがダメ人間過ぎる、カイジの世界に居そう -- 2012-12-19 11 42 23 けねもこジャスティス! -- 2011-08-23 14 16 30 もことけーねか・・・・人間だったらなぁ -- 2011-05-29 11 11 13 う詐欺は寂しいと死ぬんだぞ 愛でてやろうじゃないか -- 2010-11-02 19 04 25 お前らあくまでもてゐ派なんだな。嬉しいぞ。 -- 2010-10-04 04 34 50 フリーターは無職で飢え死ねばいいのに -- 2010-08-18 18 15 38 てゐの情報を真に受ける方が悪い -- 2010-08-18 15 40 42
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StDと真紅の影は、動かなくなったゼタの元にいた。- 真紅の影『やれやれ、面倒なことを頼んでくれたものだわ。いくら私が、位相のズレた世界すらを移動する能力を持っているからって。』 StD『ええ、ありがとうございました。帰りもよろしくおねがいしますね。』 真紅の影『ちゃっかりしてるわね…。』 StD『さて…。お久しぶりです。カジノのときの…ええと、名前を失念しましたね。確か今の名前はゼタさん、だったでしょうか?』 StD『私の種族のことは、ご存知ですよね?そう、覚り妖怪です。』 StD『…ふふ、確かに肉体は動かないようですが…。どうやら魂はあるようですね。』 StD『さて、皆が来ました。そう、あなたの仲間の皆が…。では、みなさん。お任せしますね。』 「・・・やれやれ、何たって俺がこんな事。」 緑髪の男が、悪態をつきながら人形の傍に寄る。 「ま、とりあえず。魔界からひっさびさに来たアイツの頼みだ、俺にできる事をしておくさ。」 そう言うと、草を狩り、仕上げに・・・ 「経年劣化はやった事ねーが、なんとかなんだろ。」 右腕を突き出し、ナナイトを起動させた。 瞬く間に蛍のような青い光が、ゼタを包み込んだ。 ・・・しばらくの後、男は腕を降ろす。 「最低限、機関部くれーはなんとかなったろ。後は俺じゃなくてもできるハズだ。」 男は、後ろを向き、最後に・・・ 「またな。」 と呟き、闇へと消えた。 「ふむ…時間だけが戻った、という感じね…」 とりあえず念入りに全個所をチェックする。 「と、なると、あの人の仕業ね…」 周りには自立人形が3体。 私の手伝いと称して、遊んでいる。 「焼鳥がお節介を頼んで来て…やれやれ、どうしろっていうのかしら?」 人形たちが遊んでいる… 「…」 人形たちが、自分たちだけで、遊んでいる。 機械では無い。 プログラミングされた動きでも無い。 それはちょっと前まで動いていた、この人形も同じだったはず。 経緯は違えども、人形の域はちゃんと越えている。 元々は人間だったらしいけどね。 「…万華鏡、鈴蘭、上海ドール、こっちに来て手伝ってちょうだい?」 人形たちを招集する。 「メンテナンスするわよ」 最高の人形師の名にかけて、アイツの二つ名を使うのは癪だけど、 「向こう1000年はメンテかけなくてもいいくらいにするわよ」 まぁ色んな人の為。 やれるだけやっておきましょう。 ………………… 「さて、人形自体はこれで完璧でしょう。」 物理的な修復は、私が手を入れる前から完璧であった。 「あと動くかどうかは…」 だがやはりそこは私。 「…他の人に託しましょうか。」 元通り以上に仕上げたわ。 …ミサイルとかは付けてないけど。 「行くわよ?万華鏡、鈴蘭、上海ドール。」 「もう行くの~?ちぇー」 「あ、うん。分かった。」 「……了解です。行きましょうか、深淵。」 さて、旅を続けましょう。 やれるだけは、やったわよ? ・・・・・・・・・・・・・・ゼタが動かないって聞いたから来てみたけど、あたいの分野で出来る事が無ぇ! スタックのやろーは気が付いたら部屋が空っぽになってどこにも居ないわめーりんは山篭りしてるわ・・・くそっやられちまった!!(ガタッ!) ・・・うーん、だけどまだ動いてないって事は誰かの手が居るわけだし このままほったらかしのままだと錆びちまうし・・・誰かが定期的に見ておかないといけないよね。 よっしゃ!あたいが色々錆び付かないよーに見ておこう! 今は人形のままだからって諦めないよー。 本格的に動かせる人が来るまで、つないでみせてやろーじゃんっ! にっひひひひ、隅から隅まで余すとこなく掃除しといてやるよぉ~ゼタちゃぁ~n(どっかから石つぶてガンッ)
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『群れは誰のもの?』 6KB 虐待 群れ 野良ゆ 初投稿です、よろしくお願いします 『この群れをお兄さんのゆっくりスペースにするよ!ゆっくりしていってね!』 「「「「「ゆ?????」」」」」」 『だから、この群れはお兄さんのゆっくりスペースだよ!ゆっくり理解していってね!』 「むきゅうううううう!?!にんげんさんなにいってるのおおおおおおおお!?」 『何って、おうち宣言』 「おうちせんげんはおうちでするものでしょおおおおお!?なんでむれにおうちせんげんしてるのおおおおおお!?」 「にんげんさんあたまおかしいのぜ!ばかなの!?」 「むれにおうちせんげんするなんてばかなんだね、わかるよ」 「あんこのうなんじゃないかみょん?」 「いくらゆっくりにしっとしてるからってむれをどくせんしようとしないでね!」 「ばーきゃ、ばーきゃ」 「ゆゆゆ、ばきゃなのしぬの?」 『ふーん、さっそくだけど掟を決めるよ!まずお兄さんに逆らうゆっくりは制裁だよ!』 「ゆぷぷぷぷ、ばかなうえにあんこのうなんて、こんなくそにんげんはまりさがいっぱつでせいっさいしてやるのぜ!」 「みょん!まりさ、すけだちするみょん!」 「くそにんげんはさっさとしんでね、わかれよー」 『3匹か・・・、全体で40匹程度だったから最初はこの程度だろうな。いいよ、かかってきてね!』 「いくのぜえええええええぇぇぇぇ!」 「こよいのはくろーけんはちにうえてるみょん!」 「かてないってわかれよー」 『ヒャッハーーーー!』 「いだい!」「づよい!」「ぶぎゅ!」 『ちぇんは俺を怒らせた・・・、このまま踏みつぶされてね!』 「やじゃやじゃ『ブギュ!』じゃ!」 『まりさはゲスっぽいから制裁するよ!みょんはマシっぽいから調教してあげるね!』 「まりざのうえにのるなああああぁぁぁ!おぼうじざんをづぶずなあああぁぁぁ!!!」 『みょんはこれからゲスと善良の違いが分かるように、はくろーけんでまりさを制裁してね!』 「いやみょん!いやみょん!いやみょん!まりさはいいやつみょん!」 『まりさはゲスだよ!ゆっくり理解していってね!制裁しないの?』 「ちがうみょん!まりさはやばんだけどいいやつみょん!」 「みょん・・・・・・まりざはみょんのようなゆっくりとゆっくりでぎでよかっだのぜ」 「みょんもだみょん。みょんはつみのないゆっくりにせいさいしないみょん!」 『罪がない?』 「そうだみょん!」 『残念、ところがあるんだな』 「みみよん!?」 「なにいっでるぜえええ!?まりざはなんもわるいごどなんがじてないいいいいいいいいいい!」 『まりさは群れの長の上に立つお兄さんに逆らった罪があるよ!』 「「ゆ?????」」 『しょうがないなー、これだから餡子脳は。まずさっきのおうち宣言から説明するね!今日からここはお兄さんの土地なんだよ!』 「むきゅ!?ちょちょちょちょっとまって!ぱちゅりーにもおはなしきかせてちょうだい!ぱちぇはこのむれのおさよ!」 『ぱちゅりーが群れの長か、テンプレ通りだな。いいよ、ゆっくりりかいしていってね!』 「まずこのむれはぱちぇのおかあさんのおかあさんからあるむれなのよ!にんげんさんのものじゃないわ!」 「そうだみょん!れきしのあるむれなんだみょん!」 『ぱちゅりーのおかあさんのおかあさんのおかあさんはお兄さんの飼いゆっくりだったよ、その時にここに住ませてあげてただけだよ!』 「・・・・・・え?」 『正確に言うとその時はじいちゃんの土地だったんだけど今はお兄さんが引き継いだんだよ!』 「そんなのしらないいいいいいいいいいいいい!」 「うそだみょん!うそだみょん!」 『知らないからってお兄さんをうそつき呼ばわりとはゲスだね!制裁―』 「むきゅ!?まっまっ、まって!せいさいはあとにしてちょうだい!」 「そうだみょん!まだはなしがおわってないみょん!」 『え~?制裁したい~ぃ』 「しょ、しょうこはあるの!?ぱちぇのおかあさんのおかあさんのおかあさんがにんげんさんのかいゆっくりだったしょうこが!?」 「そうだみょん、しょうこをだすみょん!」 『証拠ね~・・・、証拠は君たちだよ!』 「「ゆゆ!?」」 『ぱちゅりーは群れの長、そしてみょんとこのまりさ、さっき永遠にゆっくりしたちぇんは群れの幹部でしょ?』 「ななななんでわかったみょん!?」 「まさか・・・」 『群れの掟にこうあったと思うんだけど、れいむはどれい、でいぶはおトイレってね』 「なんでしってるみょん!?」 「むきゅ、まさか、そのおきてをつくったのは・・・」 『その通り!お兄さんで~す!ほかにもアリスは去勢させて群れに入れるとか、希少種は保護して木でできたおうちに住まわせるとあまあまさんになるとか、群れの外で野良ゲスを見かけたら問答無用で制裁し掃除するとか、掟を変えようとする長は生き埋めにするとかね!』 「「ゆゆゆゆゆゆゆゆ!?」」 『つまり、この群れはお兄さんたちのおかげであるようなもの、お兄さんのモノだよ!』 「まって!それじゃあなんでこんなゆっくりできないおきてばかりあるの!?」 「そうだみょん!いっつもいっつもおきてのせいでぜんぜんゆっくりできなかったみょん」 「ほんとうはれいむとだってゆっくりしたかったのよ!ありすたちもおちびちゃんがほしかったのよ!きしょうしゅのゆっくりとだっていっしょにゆっくりしたかったのに!」 「げすのせいさいだってたいへんなんだみょん!このまえだってとなりのまりさがすきをつかれてえいえんにゆっくりしてしまったみょん!おさのおかあさんはおきてをよくしようとしただけみょん!」 「どうしてなの!?にんげんさん!」 「こたえるんだみょん!」 『え?簡単だよ!ゆっくりは馬鹿で無責任で無能だから掟でゆっくりさせなかっただけだよ!』 「・・・え?」 「なんんだみょん、それ・・・」 『れいむは昔、お兄さんのかいゆっくりになろうとしてお兄さんのぱちゅりーと番になろうとお兄さんぱちゅりーを騙したから絶対許さないよ!そのあとぱちゅりーには責任を持って空き地に住んで、群れを作ったんだよ!その時、掟でれいむは底辺にしたんだよ!』 「え?なにそれ・・・?」 『しばらくしてお兄さんのぱちゅりーはめーりんと結婚しておちびちゃんを作ったんだけど群れのありすがレイパーになって襲われて赤めーりんと赤ぱちゅりーが一匹ずつしか助からなかったんだよ!だからありすは強制的に去勢することになったんだよ!さらにさらに、残った赤めーりんはいじめられるようになったんだよ、だからぱちゅりーは木箱に入れて人間さんに保護してもらったんだよ!あまあまはご褒美だよ!』 「そんなことがあったのかみょん・・・」 『そこからしばらくしてお兄さんぱちゅりーのおちびちゃんが群れの長になったんだけど群れのゲスが急増して長を乗っ取ろうとしたんだよ、掟を変えるとか言ってね!お兄さんのお父さんのお父さんがそれに気が付いてゲスを追い払ったんだけど、その時逃げたゲスがほかの人間さんに迷惑かけないようにゲスを駆除の責任を群れに取らせてるだけだよ!あと掟を変更できなくもしたよ!』 「そんな・・・、ゆっくりできないいいいぃぃぃ!エレエレエレエレ・・・」 「おさ!はかないでみょん!」 『理解できる?もともと土地はお兄さん達のものだし、群れも貸し与えてるだけなんだよ!掟はゆっくりたちがゆっくりしようとしたからゆっくりできないようになったんだよ!そして今日からお兄さんが長の上に立ち、掟をさらに厳しくして、おめーらをゆっくりさせることなく!虐待し!永遠にゆっくりさせるんだよ!ヒャッハーーーーー!!!!』 「「にんげんさんはぎゃくたいおにいさんだったの!!!???」」 『今頃気が付いたか糞饅頭!だかもう遅い!赤ゆっくりたちはこちらでずっと預かってるからな!逃げだすんじゃねーぞ!?わかったか!』 「「「「「「おしゃーーーーー!?たしゅけてーーーーーー!!!」」」」」」 「むれのおちびちゃんたちーーーーー!?」 『今日まで待った、ずっと虐待をさせてもらえずに愛でじじいのところで無理やり愛でさせられて・・・。だが!今日!ここで!お兄さんは虐待お兄さんへの一歩を踏みしめるんだ!お前らはその礎なんだよぉ!!これから毎日虐待するよ!ゆっくりしていってね!』 「「「「「できるかああああああああああ!!!!!??????!!?!?!?!?!?」」」」」 *初投稿です、へたくそな文章ですが虐待をする気満々なので寛大な心で見ていただけると幸いです
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ディスクトップまりさ 15KB 観察 実験・改造 現代 愛で、なのかな? 酷いことはしているのですが。 日本語訳作品 ・「ふたば系ゆっくりいじめ 999 ゆーSB」「ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット」をみて温めていたアイディアを再構成してみました。 ・独自設定多。 ・ぼくのかんがえたすごいゆっくり、というか私の飼いたいゆっくりが出てきます。 ・虐待はほぼありませんが、愛でとは言い切れません。 ・先人の遺業に感謝。 その日の仕事を終えて帰宅すると、ト○タのディーラーから宅急便が届いていた。正確には不在者通知書で、記載された番号に連絡すると一時間ほどで届くという奴。 さて、ト○タは何を届けるつもりなのだろうか? 思い当たることといえばひと月ほど前に定期点検の時に「フェア中ですので」といって引かされたクジで特賞「ディスクトップゆっくり」を当てたことくらいだ。 私はゆっくりという存在とは無縁に過ごしてきた。強いていえばおおむねひと月に一度の頻度で「飛び出しゆっくり」を轢く程度だ。 そのときは景品がディスクトップアクセサリの類だと判断した。まあCD-ROMの一枚なら邪魔にならないしせっかくだから貰っていこう、その程度の意識だった。 特賞でそれはケチだよな、とか後日郵送ってどういうこと? とかなぜゆっくりに関する意識調査的なアンケートを答えなければならないんだ? とか気になることはあったがひと月もあれば生活の間に忘れてしまう。 帰り掛けに買ってきたコンビニの弁当と自家製梅酒のソーダ割りで夕食を終える頃に荷が届いた。クール宅急便で。 そして謎は解けた。 段ボールには断熱材のパッケージと同梱のぶ厚い取り扱い説明書にA4サイズのサマリー、スタートアップガイド、制御用アプリケーション入りCD-ROM、それにUSB接続式の送受信機と本体ほか付属品が納められていた。 ちなみ本体は、ディーラーのアンケートの第一問「あなたの好きなゆっくりは」に記入したまりさだった。 む、そうと解っていたらさなえやうどんげあたりの希少種にすれば良かった。 まりさは大きめのピオーネ程度の赤ゆっくりで、茎もついている。保冷剤とともに残熱材のパッケージに収められており冬眠状態だった。 ちなみに本体内部に(中枢餡に刺さる感じで)小指の爪の半分程度の制御チップがインプラントされているらしい。 いまから解凍して騒ぎ出されても困るので冷凍庫へ。とりあえずスタートアップガイドに目を通してみる。 ディスクトップゆっくりは、お客様がゆっくりを卓上で飼育することをコンセプトに開発されました。 いくつもの技術で卓上という環境に適合したサイズ、性格、言動、ふるまいを行うゆっくりです。 お持ちのパソコンに送受信機を接続し、添付のCD-ROMかネット経由で必要なアプリケーションをインストール。 本体を自然解凍し、制御アプリで設定を確認した後にメインウィンドウの「ゆっくりしていってね」ボタンをクリックすると本体が起動します。 おおむねそんなことが書いてある。 いまから起動するつもりはないが、とりあえず制御用アプリケーションとやらを見てみようか。未だXPのノートPCだが大丈夫なのだろうか? 100円ライター大の送受信機を空いているUSBポートへ刺してみる。「新しい機器が~」というお決まりのメッセージとともに登録が行われ、ついでウィンドウが開きト○タのロゴが映し出される。なにこれト○タオフィシャルですか? ネット経由でインストールが行われている間にサマリーを斜め読みすると、ト○タのロボットを作っているグループがゆっくりを軽量パワーアシストフレームの動力として研究している、その技術を利用してみました、ということらしい。 発想がおかしい。 まあ、確かにモーターやらバッテリーやら積み込むよりも軽いのは確かだが、はたして必要なパワーが得られるのだろうか? と、そんなことを考えているとインストールは終わったようだ。ディスクトップに設置されたショートカットアイコン(ト○タのロゴだった)をクリックして起動させてみる。 制御用アプリケーションは、まあよくあるデザインで本体起動ボタンの他に「制限設定」「性格設定」「フルコンタクト」の三つのタブ、 「ゆっくりステイタスウィンドウ(モニターウィンドウ)」「めーりんガルウィンドウ」を開くボタンがある。 私はとりあえず三つのそれぞれのタブに切り替えてみた。私は取説を見ずにゲームを始めるタイプなのだ。 「制限設定」は本体の行動・言動を制限する「禁止事項」と「NGワード」を設定するモードで、本体、つまりゆっくりが禁則事項などに触れようとした場合に、中枢餡に刺さっている制御チップから弱い電流を流して警告を与える、 体内にゆっくりできない化学物質を生成する、ゆっくりの行動・発声機能に割り込んで阻止する、のいずれか(設定できる)の処置が施される。 また逆に奨励される行動、言動には「ゆっくりできる」化学物質を生成させることで性格を矯正が可能。 「性格設定」 これはあらかじめ設定された性格をゆっくりに与える。性格はそれぞれの種のスタンダードな物がデフォルトで設定されているが、100程度のチェックボックスを埋めることでユーザーの好みで自由に設定できるらしい。 今回はアンケートに答えた内容に沿った性格がスタンダードキャラクターとしてセットされている。また、決められた書式で書かれたテキストファイルをeugとかいう拡張子で読み込ませることで詳細な性格設定ができるようだ。 「フルアクセス」は、ゆっくりの行動をすべて操作するモードらしい。専用の窓が開き、ゆっくりの視覚を通した画像がリアルタイムで映し出され、聞いた音声が流れる。 キーボードもしくはゲームパッド移動やいくつかの行動(ジャンプだったり何かを咥えたりなど)を実行させ、「発言窓」に入力したテキストを読み上げる。 ステイタスモニター・ウィンドは、文字通りゆっくりの状況を映し出す。疲労度や空腹具合、感情の数値化など。感情については「ゆっくり」「非ゆっくり度」の二つの数値が折れ線か棒グラフ、あるいは数値が表示される。 「めーりんガル」は、機械翻訳的にゆっくりの考えていることが表示されるらしい。 ふむ。やはりト○タさん変。努力の方向を間違えている。 とりあえずネット上でこの製品について調べてみることにした。 私はプレイ前に攻略サイトやWikiを廻って情報を仕入れる方だ。ネタバレだいすき。 さて、午前二時までかかっていくつかのサイトを巡り、ブックマークを増やし、動画を見てその日は就寝した。 明日の仕事が不安だ。 そして休日を挟んで翌々週の土曜日の朝、私はようやくディスクトップまりさを起動することにした。 ちなみに先週、まりさが送られてきた週末はディスクトップゆっくりをあつかったサイトを見て過ごしてしまった。 すこしだけ覗くつもりだったが、いくつかのコンテンツを閲覧していたらいつの間にか月曜日の早朝になっていたのだ。 飼育に関するtips。いくつかのプレイヤーチート。 ユーザによって作られた「ゆっくりキャラクター」のeugファイル。 チェックボックスを埋める方法では不可能な作り込みが施された物が山のようにあり、その挙動の動画が添えられ、気に入った物はダウンロードして本体にインストールできる。 「禁則事項」や「NGワード」で「ゆっくりを禁じる」などの無茶設定をしたれいむの動画(標準の制御アプリケーションでは禁止されていないが、本体に重大な欠陥が発生すると警告されている)や、 逆にわがまま放題に成長させて矯正不可能な状態で多数の「禁則事項」を施し一挙手一投足に電撃を受けて身もだえするまりさ。 ゆっくりと非ゆっくりの感覚を入れ替えた結果、痛みや屈辱にゆっくりを感じすっきりを嫌うありすの動画。 伝承や演劇のキャラクターをインストールしたゆっくりを登場人物として行う舞台動画。元になったストーリーから食い違うが、リアルで傷つけあい殺し合うため、ある意味リアル。 フルアクセスモードで行われるFPSっぽいゲーム。そのレポートとか動画。 遮蔽物の多い屋内でのバトルロイヤル。 自然公園を舞台にしたフラッグ戦。 捕食種のいる森を夜間、少数のゆっくりで踏破。 印象深いのは、湖のある公園で行われたD-DAYごっこ。100匹あまりのまりさが帽子にのってほど同数のれいむの待ち受ける湖岸に上陸。そしてまりさが追い落とされるかれいむが降伏されるまでつづく殺し合い。 正直土日の休日では足りず、平日も日付が変わるまで見入った結果連日睡眠不足。 さて、見ている間は私のまりさにどんな非道を働くか、じゃなくどうやって弄るかあれこれ想像したのだが、いろいろ見ている間にそれらに飽きて、アンケート結果の性格設定でまったり過ごすことに決定。 愛でるのに飽きたら虐める方向に舵を切ればいいし。 現在午前11時。遅い朝食の後に冷凍庫から取り出し、こたつにティッシュを敷きその上で解凍。コーヒーをいれ読みかけの小説に目を通すうちにすーすーと寝息を立て始めた。 あらかじめ起動してあった制御アプリの起動ボタンをクリック。 帽子の上についていた茎が落下。本体に自らが茎から落ちた感覚が入力。 「−−−−!」 直径二センチほどのそれは、満面の笑みを浮かべて何かを口走った。 ん? 聞こえない。当人はきちんと発声したつもりのようで、不思議そうにこちらを眺めてからもう一度試した。 「−−−−!」 不良品か、半月も冷蔵庫に入れっぱなしで壊れたか。 ヘルプを参照してみる。 おや、「出荷状態でミュート設定されています。お客様のお好みで音量をセットしてください」 これ本当にゆっくりなのか? 「ゆっきゅりしていっちぇね!」 本体音声ボリュームを徐々に上げていくと、泣き声混じりの挨拶が聞こえた。まりさは涙目で私を見上げている。 「おう、ゆっくりしていってくれ」 自分の不注意とト○タのいらん配慮にいらだちつつ答えてやる。 「ゆう~ぅ、おにいしゃん、うりゅしゃくしてごめんにゃしゃい。あやみゃるからまりしゃをきりゃわないでにぇ」 涙目のまま、おそるおそるといった感じで謝るまりさ。いらだちが伝わったのか返事が遅れたことで不安を感じたのか。 モニターウィンドでは非ゆっくり値が上昇している。 「いや、こんなことでまりさを嫌ったりしない。安心してくれ。それより僕はもうお兄さんという年じゃないんだが」 人差し指でまりさの頭を撫でながら答えてみる。まりさは指に頭をこすりつけて「ゆ~」とかいって満足そうに鳴いている。 希望通り。しかしディスクトップゆっくりの性格判定サイトでeugファイルをチェックすると「ユーザーに依存し従順で内向的。好奇心は旺盛」という判定だったがこれはまりさ種としてどうなんだ? ひとしきり撫で回されて安心したのか、まりさは自己紹介を始めた。「まりさはまりさだよ!」という奴だ。 30代も峠にさしかかる私はさすがにお兄さんを名乗れない。かといっておじさんもアレなのでおとうさんと呼ばせることにした。 付属品のボール紙製の安っぽい「おうち」とペットボトルのキャップのようなえさ皿、トイレシートの「おといれ」を炬燵上においてそれぞれの役割を説明したうえで、炬燵の一角(おおよそ1/4)をまりさのゆっくりぷれいすだ、と認める。 この辺は制御チップにより設定されているので躾も楽だ。 「ゆゆ! ここはまりぃしゃのゆっくちぷれいしゅなんだね! ありぃがちょうおとうしゃん!」と喜ぶまりさ。 喜んでいるが想像していた反応に比べいまいち薄い。跳ねたりするのを想像したのだがな。 どうしたんだ? と聞いてみてるが「ゆ、まりしゃどうもしないよ。へんにゃおとうしゃん」と答えるばかり。 そのくせモニターウィンドウの非ゆっくり値は増加している。 「めーりんガルウィンドウ」を開いてみると、そこには「空腹です、しかし訴えた場合ユーザの不興を買う可能性があります」と表示されている。これはこれで便利だな。 しかし遠慮する赤ゆまりさというのも気持ち悪い。 私はまりさに付いていた茎をえさ皿に入れ指先で潰してからまりさの前に置く。そういえばもう昼食のじかんだ。かるく何か食べよう。 中座し、キッチンで焼き豚とレタスのサンドイッチをつまんで帰ると、炬燵上でまりさが泣きそうな顔でこちらを見ていた。 えさ皿には潰した茎が手つかずでのこっている。 ああ、そうだよな。たしかデフォルトで許可なしに食事をしない設定だったはず。 「うん、まりさはよく我慢した、偉いぞ。食べてよし」 「ありがちょー、おとうしゃん。いたじゃきまーしゅ」黒目がちな目を充血させたまま、うれしそうな顔で礼を述べるまりさ。食事がそんなに楽しみなのか。そういえば生後一時間ちかくメシ抜きなんだったんだな。 「ぺろぺろ、もぐもぐ、もぐ、ごくん。(小声で)しあわせー。ぺろぺろ」 ゆん生はつの食事をするまりさ。嬉しそうに食べているが、モニターウィンドウの値はそれほどではない。ゆっくり値は高い値を示しているが、非ゆっくり値も劣らず高い。 ゆっくりの本能が餡子内の非ゆっくり物質を増加させているが、「静かに食べる」ことで中枢餡に刺さったチップが「ゆっくりしている」物質の分泌を命じているんだろう。 ふむ。 「なあ、まりさよ」 「ごくん。しあわせー。ゆ、なあにおとうしゃん」 「じつはそれ程幸せじゃないだろう、ん?」 私はまりさに顔を近づけつつ聞いてみた。 「ゆゆ! そんなことないよ! ごはんしゃんおいちいしまりしゃちあわせだよ! でも」 口ごもり視線をそらすまりさ。なんだ、やっぱりむーしゃむーしゃと鳴いてバカ騒ぎしながら食事したいんじゃないのか? 「でも、なんだ。いってみなさい」 心なしか上気しつつ私に視線を合わせ、そしてそらすまりさ。ちなみにユーザーの質問に答えないことでモニターウィンドウの非ゆっくり値がさらに上昇してる。 無言で見つめる私にまりさは観念したように小声でつぶやいた。 「ちかくでみちゅめられると、まりさはじゅかしいんだよ」 ふぅ。ため息をひとつついた私は、食事を続けるように促してディスプレイのモニターウィンドウを確認する。 本音らしい。 まあ、むーしゃむーしゃを許可してやろうかと思ったがいらぬ世話だったな。 「ごくん。ごちしょーしゃま! おとーしゃんのあじがしておいち」 さすがに背筋に寒気を感じた私は、まりさが言い終わる前に軽くデコぴんをした。まりさは何が悪かったか解らないようで、おさげでおでこをさすりつつ涙目で私を見上げる。 私に依存するのはかまわないが、さすがにこれは怖い。 まりさに口頭で説明するのも嫌なので、私の味などの気味の悪い一連の言葉をNGワードに入れて発言を禁じた。 不満そうな(表情はそうでもないがめーりんガルウィンドウによると、だ)まりさのおでこを撫でてやると、ゆゆーとか嬉しそうに顔を押しつけてくる。モニターの非ゆっくり値も低下した。やすい奴だ。 ついでにほほつついたり、あま噛みさせたり、あるいは指先を標的に追い掛けさせたりして遊ぶ。 遊んでいる間に気づいたのだが、決まって炬燵の端の方に逃げるとまりさは追うのをやめる。 注意していると端から5cmには何があっても近づかない。つまんで置いて見入ると泣きわめいて怖がる。たぶん転落防止のために設定されているのだろう。 と、遊んでいるうちに便意を催し始めたようだ。そわそわしている。 相変わらず口には出さないが、「排便を欲します。可急速やかにトイレに向かう必要があります」とめーりんガルウィンドウに表示されれば隠しようがない。 「まりさよ、食後しばらく経つがトイレはいいのか?」 「ゆ、ゆゆ、まりしゃおといれしゃんいきたいよ。おとうしゃんなんでわかっちゃの?」 まあ、そういう仕組みになっているのだが。 「私はまりさのことならなんでもわかるんだ」 そんな放言をまにうけるまりさ。なんか感激しているが、さっさとすますように促す。 「・・・おとうしゃん、まりしゃうんうんするところをみられるとはじゅかしいんだよ」 頬を赤らめてつぶやくまりさ。いい加減対応するのを疲れた私はペン立てを置いて隠れるようにした。 ところでうんうん、つまりまりさの便は廃棄せず砂糖と片栗粉を混ぜて練り、翌日の食事とするができる。そのようにサマリーに記述がある。 ゆっくりの便は劣化した餡子なので食用として問題ない。 自らの便を餌として使用することはゆっくりに極度のストレスを与えるが、一日も経過すればゆっくり自体がそれを便だと認識しなくなる。 出しただけ与えるのみなら、ゆっくりは徐々に縮んでいくが砂糖を咥えることでサイズの変化を防ぐことができるとのこと。片栗粉はよくわからない。インプラントされた制御チップの動力になる、とあるがどういう仕組みなのだろうか。 また、ある程度体積を増やす、つまり成長させるにはより多くの食べ物を与える必要がある。ほとんどのゆっくりは雑食なので人間が食べるものと同じ物を与えるか、あるいは専用のフードを与えればいい。 多くの種で、とくにぱちゅ種などは生存性向上のためある程度のサイズが必要とある。 わたしは、こぶりなオレンジ大が卓上で飼い続けるうえで便利(おもに運動させる必要から)っぽいので、その辺を狙っていくつもりだ。 ちなみにディスクトップゆっくり。設定タブでサイズを指定すると、それ以上の餌を摂取しなくなるようにできている。 スタートアップガイドやサマリーには「お客様」、取説には「ユーザー様」と記述され、飼い主という表現のないあたりでディスクトップゆっくりのスタンスがわかる。つまりこのゆっくりは入念に作り込まれた玩具なのだ。 当初ディスクトップゆっくりはト○タのディーラーで問題が発生した場合のお詫びの品として企画された、との事なので推して知るべし、なのだろうが。 昼食後小一時間ほどまりさと戯れていたのだが、仕事場から呼び出しの電話が入ってきた。これから出社しなければならない。 「まりさよ、実はこれから出かけねばならなくなった」 「ゆゆゅ、まりしゃしゃびしいよぉ。でもまりしゃちゃんとおりゅしゅばんできるよ!」 ゆがーん、という効果音を背にこの世の終わり、という表情を浮かべるが、けなげに頼もしげなことを言ってくれる。 「留守番頼むぞまりさ。帰りは遅くなるから先に休んでいてくれ」といいつつ制御アプリで「スリープモード」に設定。 「ゆ、なんだきゃおねむになっちゃうよ。でもがんびゃって・・・」と気張ってはいたがそのうち我慢できず「おうち」に潜り込む。 まりさがすーすーと眠ってしまったのを確認した私は、まりさをラップでくるみ冷凍庫に収め、制御アプリを落とす。 都合のいいときだけ相手をし、それ以外はこんな具合に待機させる(取説には旅行などの長期不在時用の機能とあるが)。人間をゆっくりさせるためのに極限まで作り込まれたゆっくり。 いろいろ言いたいことはあるがユーザー様がゆっくりできれば良し、ということなのだろうか。 まあ、当のディスクトップゆっくりは野良ゆっくりのような様々な生活苦は無し、普通の飼いゆっくり特有のゆっくりできないなんちゃらといった奇妙なストレスも感じないのでまあ幸せなんじゃないかな。 どうでも良いことなのだが、私が次にディスクトップまりさを起動させたのはそのふた月後のことだった。私はオープニングでもだで満足して、そのまま詰みゲーにしてしまうタイプの人間なのだ。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 938 ある暖かい冬の午後 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る タイトル見たときから気になったんだが、ディスクトップじゃなくデスクトップじゃないのか? -- 2018-03-15 05 52 44 「シミュレーションペット:ゆっくり」って感じか? ゆっくりを飼う人のための練習台だな。 感情や性格でさえプログラミングされているからNPCにしか見えない。 虐待お兄さん的には物足りないかな~。 何せ虐めてもプログラム通りの反応しか見せないからね。 むしろ、色々な設定を組んで馴染んだ頃に、制御チップを外したらどうなるか?とかやってみたい。 ↓×3 希少種や好みのゆっくりが「AIの如く感情の無い笑顔」をするのがいいのか? -- 2018-01-18 02 21 20 Dーdayごっこ超観てえ! -- 2017-04-01 12 30 18 善良種物か、これはこれでゆっくり出来た -- 2014-08-15 01 37 16 この性格だとさなえ種のほうが良かった気がするな -- 2011-09-15 22 41 49 機械化されたゆっくりか、凄いな… 本編より、ゆっくり動画が気になったな。 バトルロイヤルとか見てみてぇw -- 2010-12-05 22 10 45 まりしゃは本当に気持ち悪いゆっくりだとよくわかるよ -- 2010-11-17 15 49 41
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エリア1 基本的にエリア1は必殺技をふっぱしてたら楽勝! るーみあ ちるの・だいちゃん めいりん ぱちゅりー・こあ さくや れみりあ ふらん ぱらんな 序盤の稼ぎポイント ゆっくりの遭遇率が高い (体感的には1.5~2倍ぐらい) エリア2 れてぃ ちぇん ありす りりーほわいと・りりーぶらっく りりか・るなさ・めるらん 混乱対策があれば楽に倒せる。 なければかなり苦戦すると思います。 ようむ たまに来る即死に注意。 ゆゆこ このゲームの初見殺し筆頭。 即死対策必須。 スカウター(オリハルコンも可)がないと仲間がバンバン死んでいきます。 序盤の稼ぎポイントその2 ゆっくり5体のグループがうまい らん ゆかり ともか 水が弱点。 エリア3 すいか りぐる みすてぃあ けいね さにー・るな・すたー 状態異常のオンパレード。 厄介なのですぐに沈黙などで黙らせること。 てゐ 混乱対策 うどんげ 混乱対策 えいりん・かぐや もこう エリア4 あやや めでぃすん ひたすら毒。 毒対策は資金がもったいないので超ヒール連打でOK ゆうか こまち えいき 稼ぎポイントその3 魔法陣に一番近い宝箱に入っているアイテムが高額で売れる いく てんし 防御が高い。 毒や即死で攻めると楽。 くっきー・みりえる ※手前の魔法陣の前の宝箱を調べるとサティナが仲間になる エリア5 しずは・みのりこ ひな にとり もみじ あや? 稼ぎポイントその4 マップが狭いので宝箱が近い 右上の宝箱(ガラケー)一番高く売れる さなえ かなこ すわこ ※エリア5クリアで 澪奈・サクリベールが仲間になる エリア6 やまめ・きすめ ぱるしぃ ゆうぎ さとり りん うつほ こいし ※エリア6クリアで セリルフィーナ・ソフィリアが仲間になる エリア7 なずーりん こがさ いちりん みなみつ 即死対策 しょう びゃくれん ぬえ 混乱対策必須 ※エリア7クリアで シグナ・アキナが仲間になる ラストエリア ラストバトル14連戦 今までのボスが全員束になってかかってくるため それぞれの対策or1~2ターンで仕留める攻撃力がほしいところ。 依姫・豊姫戦&ヒナエル戦は アイテムやスキルを惜しみなく使って 全てを出し切しきって戦おう! ヒナエルはHPが0になると1度変身してパワーアップするので注意! 白いオーラを纏いだしたヒナエルを倒すとエンディング。 ※拠点のチートアイテムは返しておくこと。 でないとラスボス撃破後、 激おこヒナエルと戦うことになりまず勝てない。 裏エリア1 エンディング後ベッドで寝ると選択肢発生 黒い人影に話しかけるとバトル かせん しんき ここから先は難易度が跳ね上がる 一度に4人や5人ぐらいでてくる。 勝てないので情報求む あややパーティー かぐもこパーティー 紅魔館パーティー 紫パーティー 霊夢パーティー おまけエリア? エンディング後ベッドで寝ると選択肢発生 ニャンダルンエリア ニャンダルンしか出てこないので ニャンダルン稼ぎするならここが一番よい ゆっくりエリア クリア後の稼ぎポイント ゆっくりしかでてこないので まさに天国。 ヤラナイカエリア
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メンバー 名前 キャラ 強さ その他 黒ウニ 炯眼剣 炯眼始動3k 僕早苗使いですよ 創始者 ねのーん 西住みほ ねの~ん( ´・ω・`) 副部長的な人、投稿動画 檸檬 萃香 推定1400くらい 対戦数をひたすら積みたい よみつば いろいろ ヾ(*゚ω゚)シ c( っ*゚ω゚)っ Forte 魔理沙 その辺の使われ エルソ勢 銀魚 魔理沙 蟹になりたいね アップスンギモヂィィィィィィッ 別人 パチュリー 1650くらい tntn -1@袖の国代表 袖 遊泳弾 遊泳弾をYOKOSE くーある 紫 2200くらい 幸子は腹パン( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン 5rin5 萃香 =ω= 酒乱酒だ酒を持って来い( ;;. ;´Д`;.)σσ 霊威【せじ】 気分 イワシ はぁれいむさんかわいい えかとりーちぇ 小町 Nはノンケの頭文字 ┗(^o^)┛ドコドコドコ ツイッターはこちら 翡翠猫 小町 無間 柏でDDRしてる Twit 真由 萃香 普通 MPPはいらないよ・・・ かいらる アリス 多分1200くらい? 紅葉の楽しみ方はこうよ…ね 米国 美鈴 2100凸凹 現住所:静岡 スラガ アリス 1500↓ 実力以上のものはありません!! アーク レミリア なぜこうも神とは不平等なことをするのか、私は何か前世で悪いことでもしたのか! でもあんまりじゃないか! 人間とは何だ! 私は処女のホットパンツになりたい ド――lm(廿o廿)9m――ン DOP めーりん プクリン どっぷくぷー 七海 天子 194聖 ラテール勢です mattyaso 天界法輪斬 1950らへん ( MωA)ヴォォ... saka お空 2k 北斗勢でもあります DUYA 諏訪子 1500弱 ディアトリマからDUYAに戻りました。キャラも変わってがんばります!niconico・Twitter 黒咲 彌體(くろさき やみ) よーむちゃんのぱんつ食べたい レート(白目 なんか色々やってる人です よく怖いっていわれるけど怖くないよ( JKなんて幻想だったんや・・ すたーたーぱっく レミリア ここには強さ ここにはその他一言オナシャス 10down ダンシングスターソード 人に驚かれるぐらい この頃コンボ勢 みなみ 朴念仁の男が女の子の無意識に近寄ってきてそれに対して顔真っ赤になって走って逃げる女の子が出てくるシチュエーションに対してそれを見つける野次馬。これはきた!とおもって逃げ出す女の子のところに行こうとするがそれはもちろん彼女を応援している親友が見つけてしまっているので足止めを食らってしまい、しかし表情がかなり真黒な笑顔で「どこにいくんですか?」と言われるのでどうしようもない…と作戦を考えていたところ実はその女の子も進展を確認したいだけだったらしく結局お互いが野次馬になってしまうというとんでもないシチュエーションになる。一方女の子は歯ぁ自分っていったいって落ち込んでいるタイミングでやはり朴念仁が現れ一体どうしたんだと始まってしまい新たな境地へここから先は破れていて読めない。 朴念仁に対して振り向いてもらうために必死こいて呼びかけるけれども「ま、○○君!」って大きな声で呼びかけて大将の朴念仁に振り向いてもらったんだけども、いざ何か言おうとしても顔真っ赤にしてなにもいえなくなったところで朴念仁に心配され、挙句の果てにはおでこをくっつけられて顔真っ赤になって逃げだしてしまうくらい可愛い女の子にたいして男が一体どうしたんだろうと心配になりつつ女の子を見守っていくシチュエーションしっかり読んだ人は気付いているかもしれませんが実は使用キャラの欄とこれは実はほぼ同じことを書いているんですよねしかしここで出てくる展開は今度は部屋に閉じこもっている女の子のところに突如友達が侵入してきて部屋から追い出しそこにいるのはやはり朴念仁の男!こんな顔でどうしようと逃げ出そうとするがそうは問屋が卸さない手黄な感じに扉には鍵がかかっていてどうやって鍵絞めたんだという展開になっているが折角の密室の二人きりということでここはさらなる進展を頑張ろうとするが女の子声が全く出てこない!男は大丈夫かと心配しだすがこれでは同じ展開になってしまう!さぁどうするんだここから先は千切れていて読めない はい
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まさかの2ch規制。 6月に企画があるようです。 -- (Jiyu) 2009-05-18 22 29 17 乙です AA変わってるw -- (名無しさん) 2009-05-18 22 30 20 とりあえず前のログのレビューまとめて追加した 寝る -- (名無しさん) 2009-05-18 22 38 24 2009-05-18 22 38 24 お疲れ様です キリがいいし自分も今日はここまでにします また明日続きをやります たぶん明日で終わるかな? 今日一緒にレビューしていただいた方々ありがとうございました -- (名無しさん) 2009-05-18 22 41 42 お疲れ様です 私も力尽きたので、今日はこの辺に…… 尻尾の人 原作キャラとの掛け合いが楽しい「美鈴の休日」シリーズ、や、短い中にゆっくいならではの 恐怖が滲む「木曜の 晩には誰も だいぶせず 」。シュールさが前面に出た「ゆっくり餡人形にしてやろうか」 「らんしゃま観察日記 」、哀愁漂う中、暖かい読後感のある野生のゆっくりを描いた「まりさつむり誕生秘話」 「旅は道連れ 世は情け」など、触れ幅は大きい。 また、「ゆっくり・くるせいだーず」は密かに人気があり、鬱なす(仮)の人 の「乱入ロケンロール」や、オクラの人 の「終わらない耳鳴り」にもその存在が登場している 略歴 「東方ゆっくり郷(ryの人」 として、ゆっくり同士の弾幕という異色作でデビュー。その後、名前を変え、 定期的に作品の投下してくれていたが、一端引退宣言 しかし、編集人としてこのwikiには残ってくれていた。 本当に、感謝してもし足りない、大切な人だ。 ありがとう イチオシ 「旅は道連れ 世は情け」 過酷な状況が描かれるけれど、もみじとちぇんに泣かされる。これぞこのwikiの 野生ゆっくりの醍醐味 ―――また、もみじメインの貴重な話 -- (名無しさん) 2009-05-18 22 43 16 こうして見るとSS書きって思ってたより多いのな -- (名無しさん) 2009-05-18 22 45 45 うわぁ・・・レビュー書いていただいてありがとうございます! 最近私生活が忙しくて作品が投下出来てませんが、今後ともよろしくお願いします! -- (夢饅頭) 2009-05-18 23 34 12 その……レビューありがとうございます。 何か書いてくれと押しつけたようですいません。 ホントにありがとうございます!! -- (猫が飼えない人) 2009-05-18 23 50 48 おや、私なぞにレビューを書いて頂けるとは、恐縮です^^; 書いて下さった方、本当に有難うございます! とても励みになります^^ 現在ネタに行き詰っており、小ネタ以外の投稿はかなり先になると思われます。 フライングで蛇とゆっくり続編の投稿もあり得ますが、その線は薄いでしょう。 ではでは、また会いましょう~。 -- (ゆっくり好きな新参者) 2009-05-19 01 00 54 尻尾の人レビュー そんなうんk…底辺作家のレビューなんぞしなくても…。 でもやっぱ嬉しい。ありがとうございます。 …細かいこと言えば、「〜くるせいだー"ず"」じゃなくて「〜くるせいだー"す"」なんですが、本家はどっちでもいいみたいなんでどっちでもいいですw -- (尻尾) 2009-05-19 07 15 32 私めよりずっと価値のあるレビューをありがとう 自分はレビューを終わらせていないが四期目にはもっとマシな批評をしたい -- (ありすアリスの人) 2009-05-19 08 25 14 昨日からここばかり見てたら、何かスレの流れが解らないっていうか、少し不気味で不安になった。きのせい? -- (名無しさん) 2009-05-19 12 15 51 8割方お客様だろう あそこは雑談の場ではないから見事にスルーされてるけど -- (名無しさん) 2009-05-19 12 25 52 スルーしかないわなあ -- (名無しさん) 2009-05-19 12 27 00 水戸れみりゃssとその感想レスとさとり様のヌードしかないじゃん どこもおかしくないぞ しかしさとり様はどこに向かっているんだ・・・ -- (名無しさん) 2009-05-19 12 29 35 きっとさとりさまはあの二人をそこまでよ!するのに疲れたんじゃよー。 -- (名無しさん) 2009-05-19 18 24 23 レビュー9時から始めますね -- (名無しさん) 2009-05-19 18 36 31 レビューと聞いてそわそわし始めた底辺作家がいた。 ゆっくり頑張ってね!!! -- (名無しさん) 2009-05-19 18 52 57 最近頑張ってるなぁ。 自分も負けずに創作に打ち込むか。 -- (鬱なす(ナトリウム)の人) 2009-05-19 20 15 25 ぐんまけんみん 作品の傾向 陽気なゆっくりとお兄さんの掛け合いが中心 ゆっくりが子供っぽい喋り方の中にたまにジョジョ語を混ぜたりするところにニヤリとする 妙にノリがいいゆっくりが可愛らしい レビュアーのおすすめ 「ゆっくりあたためるね!」でのお兄さんのために靴を温めるゆっくりまりさが可愛かった 子供の頃両親にバレないように何かいいことをしようとしたことの ある人はまりさの気持ちがわかると思う こんな同居人がいたら寂しくなることはないと思った -- (名無しさん) 2009-05-19 21 07 41 2009-05-19 20 15 25 ナトリウム……最終形態はどうなる…… -- (名無しさん) 2009-05-19 21 15 50 ↑スペシウムとみた -- (名無しさん) 2009-05-19 21 19 24 自分もスペシウム思ったw エルトリウムとかどうだろ。 -- (名無しさん) 2009-05-19 21 20 43 メタリウム→ストリウム→サクシウム等と続き、いつの間にか「~シュート」に そして、エルトリウムの次は同じスペシウムだと思われていたが、実はシネラマ~と 勝手に命名されていた事が判明 -- (名無しさん) 2009-05-19 21 27 41 ゆっくり怪談の人 作品の傾向 ほのぼのやシリアス、コメディーと多岐にわたる この作者さんの特徴として、 ゆっくりが東方キャラ達の弾幕ごっこの余波で生まれた存在として描かれているということである (全作品共通の設定ではないかもしれないので注意。中期以降に考えられた?) そのため東方キャラとゆっくり達が関わる作品では独特の距離感を持っていて、 それを頭の中に入れて読んでいくと原作キャラ達の関係と重ね合わせてほのぼのとした気持ちを味わえる レビュアーのイチオシ 「テルヨフの恐怖」は逃げても逃げても追ってくるテルヨフへの恐怖を描いた短編(一部語弊あり) 「在りし日の」は作者曰く変化球と表現している作品。 時が経った幻想郷での弾幕少女達を模した饅頭ゆっくり達のやりとりを見つめる者のおはなし ゆっくり達の生き様がそのモデルとなった少女達を思い出させる様子がなんとも切ない また作者当ての作品なので詳しくは言えないが、作者当て企画 08冬での某作品もオススメ -- (名無しさん) 2009-05-19 21 29 29 いいねえ。 あれは切なかった -- (名無しさん) 2009-05-19 21 32 02 ゆっくり怪談の人はギャップに吹く作家さんシリーズの一人だな テルヨフははっちゃけたw -- (名無しさん) 2009-05-19 21 35 14 素直に、怖い描写を上手く描くことができるから凄い。 その分オチとかで吹く -- (名無しさん) 2009-05-19 21 40 50 奮闘記の人 作品の傾向 野生を生きるゆっくりまりさが体を鍛えて紅魔館のゆっくりめーりんに挑みかかるまりさの奮闘記シリーズを書いている ゆっくり達がさっぱりしているためか、 まりさとめーりんの組み手がいい意味であまり重苦しくなくて読みやすい レビュアーのおすすめ シリーズ二作目のゆっくりまりさVSゆっくりめーりんの戦闘がオススメ 「足どこ!?」と突っ込みたくなるくらいの饅頭を越えつつあるゆっくり達の格闘シーンが持ち味 勝負の後の爽やかさと東方キャラの男らしさが見ていて心地よい 美鈴好きな方はどうぞ ところで再戦はあるのでしょうか? -- (名無しさん) 2009-05-19 21 58 55 レビュー頑張るなあ~お疲れ様 -- (名無しさん) 2009-05-19 22 03 31 あと以前のレビュー時から新作を投下した作家さんで残っているのは話の長い人とむの人でFA? まずむの人から -- (名無しさん) 2009-05-19 22 07 52 だね。 2人とも良い話多いから、ちと紹介するのが怖いorz 頑張ってね!!! -- (名無しさん) 2009-05-19 22 14 12 むの人 作品の傾向 「ゆっくり観察記」などのほのぼの系の作品を書く一方で 「聖者の途」「かさねゆき」といったかなり重めのシリアス作品を書いている ほのぼの系作品は工夫を凝らして気楽に楽しめる作品が多く読むときを選ばないが、 シリアス作品は辛いシーンが多くて結構精神的に来るものがあるので覚悟がいる けれどもゆっくり達が障害を乗り越えていくカタルシスはこの作者さんでしか味わえない極上のものだと思う そのためぜひとも時間があるときに腰をすえてじっくり読んでもらいたい レビュアーのおすすめ 「聖者の途」がオススメ。 レビュアー失格かもしれないが自分ではこの作品の魅力を上手く伝えられる気がしない 一言で表すのなら、ぜひ読んでもらいたい名作だと断言できる もうひとつオススメは「YRPGリプレイ」 ゆっくり達がテーブルロールプレイングゲームをするお話 ゲームを楽しんでいる雰囲気と先の気になるストーリー展開が楽しい 赤ゆっくり版もあるがこっちも舌足らずなところが可愛らしくっていい感じ -- (名無しさん) 2009-05-19 22 26 53 割り込み失礼 春だけど最近暑いよね? 水戸ゆっくり 小ネタ217 豚と虫刺され を保管しましたが、例によって連続編集規制で一覧に追加できないので 誰か宜しくお願いします。 -- (名無しさん) 2009-05-19 22 35 52 話の長い人 作品の傾向 ゆっくりを「生き物」として捉えた作品を多く執筆している AAでも動く饅頭でも中身が何だかわからない不思議生物でもなく「生き物」というある意味異色の観点 生々しくて活き活きとしている生意気なゆっくり達が魅力的に描かれている 特にゆっくりの挙動を可愛く描写することが上手く、 ぽてぽてころころすりすりと明一杯動き回って精いっぱい生きるゆっくりが愛らしい レビュアーのおすすめ 「夜明けの星」 飼っているゆっくりれいむを自転車の前かごに乗せて夜家を飛び出した『私』 れいむと共に夜のサイクリングを行なう『私』が感じたものとは…… 作品から感じられる雰囲気と『私』の心情をゆっくりとお楽しみ下さい -- (名無しさん) 2009-05-19 22 49 52 終わったー! 自分はこれにて終了します レビュー付き合っていただいた方々ありがとうございました! -- (名無しさん) 2009-05-19 22 50 53 お疲れ様 そしてありがとう -- (名無しさん) 2009-05-19 23 15 00 お疲れ様です! 楽しかった! -- (名無しさん) 2009-05-19 23 16 04 最近読者様がわいてて困る 「俺が元ネタをわからない作品は書くな」 「AAは他所でやれ」 人が悩みながら頑張って作り上げた『作品』にいちゃもんをつけられるってどんな神経してるんだろ? 同一犯っぽいから特定しやすいのがせめてもの救いだよ 作者さんたちは絶対に卑屈にならないで欲しい ひとりがふたりの声の大きいクレーマーにいちゃもんつけられたくらいで過度の反応されたら、 その作品を面白いと思った俺達読者よりも自分の思い通りになることを何よりも優先するような クレーマー読者様の方の意見が大事だといっているようなものだから -- (名無しさん) 2009-05-20 07 08 59 個人的に、あのAAに関して言えば―― ここでやってる理由は今までもスレでも言いましたけどそこまではっきり 「他でやれ」とまで言われてる訳じゃなかったですし、多分また作って しまうと思うので―――何が言いたいかというと、そちらもできればそこまで お怒りにならずにー―――と! -- (作者) 2009-05-20 07 25 39 心得ているよ、最近投下してないが作品を書くときは 自分の書きたい物語を書くことを第一にしている それで喜んでくれる人がいるなら儲け物だ -- (名無しさん) 2009-05-20 07 28 18 そう。「書かせて、発表させてもらってる」っていう気持ちはある。これは、 決して卑屈になるって事じゃなく 勿論、読者の立場になったら「読ませてもらってる」くらいのつもりで読んでるよ -- (名無しさん) 2009-05-20 07 34 34 作者さ、幻想郷でって発言がどちらかって言うと査定的なやつってわかってるんでしょ? だったらなんでお断りしますの一言だけ言えないの。下手にコメントするからまた荒れるんじゃないの。 そもそも評価されたいんだったらとっくの前に行ってるだろうし、あのレスは無意味なものだな。 創発ゆっくりはレベル低いって言われている様で悲しかった。 -- (名無しさん) 2009-05-20 07 38 09 出したきゃ出す。読みたきゃ読む。それだけ。 -- (名無しさん) 2009-05-20 07 39 52 いや、査定的じゃなく、本気で遠まわしに「こちらだと少しAA作品は困る」って言われたと思ったので、 どこら辺が困るかな? という妥協点でも見つけたいと…… 一応断ったつもりです。 ただ、言い方が曖昧で申し訳ない ただ、これだけは―――決して創発ゆっくりがレベルが低いなんて思ってもいないですし、言ってはいません。 ここでやってるAA作品は、ここでどう喜べるか ってのは考えながら作ってますし、ここで作品は基本発表 したい、ってのは何度か言いましたが嘘じゃないです -- (作者) 2009-05-20 07 44 02 とりあえず作者さんに一言 作者は律儀に反応する必要はない。変な質問に答える義理もない ここは居心地がいいから忘れがちだけど「あの」2ちゃんねるだよ。踊らされて食われないように気をつけてね -- (名無しさん) 2009-05-20 07 50 30 レベル云々は幻想板にこいって言ってた奴の書き込みに対してね。 本気で遠回しに言われたと思ったって、流石にそんな奴滅多にいないだろう。 そんな卑屈で作品が成り立つのかね。いつも思うけど、作者がどうのこうの言われるのは、作者自身にも責任があると思うよ。 -- (名無しさん) 2009-05-20 07 50 45 あのって何だよ。 その物言いには感心しない。 -- (名無しさん) 2009-05-20 07 52 08 卑屈な人って例え作品自体が問題なくても少しいちゃもんつければすぐうろたえるから 外部の荒らしやクレーマーが面白がって目を付けるから注意な ネットもリアルと同じだ。過度にビクビクしてると舐められる 舐められたらちょっかいをだされるぞ ベラベラ弁解する奴のほうが狙われるから、自信がない人はなるべく黙る。 あまり無駄口叩かない これネット処世術な -- (名無しさん) 2009-05-20 08 00 41 こまけえこたあいいんだよ! ゆっくりしようぜ! こういう時こそテンプレをよく見直すんだ。特に 1の「禁止事項」と 2の「補則」「荒らし対策」ね。 あとはログ切替だ。 -- (名無しさん) 2009-05-20 08 18 21 こちらは携帯だからできない、誰か手が空いてる方はいないか? -- (名無しさん) 2009-05-20 08 21 52 今やるね -- (名無しさん) 2009-05-20 08 32 22
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ゆっくり虐めSS ゆっくり木こりの泉 後編 前編からの続き 「こっちだよー!めーりーん!」 「じゃお!じゃおおん!」 「みょん、そのいずみというのはどこにあるのかしら」 「こっちだみょん!ゆゆこさま!」 「むきゅ、はやくきなさい、こあくま!」 「こあ!こあー!」 昨日の3匹はそれぞれの伴侶を連れ泉まで来た、彼らの帽子の中にはたっぷりと食料が詰まっている。 どうやら昨日獲った食料を「ごほうび」に変えてもらおうという魂胆のようだ。 「ここだよー、ゆっくりついたよー!」 「じゃお・・・」 「きれいなところねぇ・・・」 「こあ・・・」 「さぁ、はやくごはんをいずみにいれるみょん!」 彼らはみょんの指示に従い、持ってきた食料を帽子の中から取り出し始める。 木の実、キノコや山菜など、種類は様々である。 「あなたが落としたのは・・・」 「ちがうみょん・・・」 「ちがうよー・・・」 「じゃお!・・・」 「ちがうわねぇ・・・」 「むきゅ、ちがうわ!・・・」 「こあ!・・・」 「あなたはとても正直なゆっくりですね・・・」 数分後、彼らの前には食料がうず高く積まれていた。 果物や野菜など、豪華なシロモノばかりがである。 「これだけあればー」 「むきゅ、ふゆごもりも」 「ゆっくりあんしんだみょん!」 「むしろたのしみなくらいね」 「こあー!」 「じゃお!」 誰もがこれから来る冬篭りに思いを馳せていた・・・ が、そんな幸せな雰囲気をぶち壊す者達が近づいてきていた。 「おいありす!ただでごはんがもらえるいずみさんはどこなんだぜ!」 「ゆふふ、まりさ、どす、ここよ!きのうありすがみつけたゆっくりとかいはないずみさんよ!」 「急いでね!他のゆっくりが来る前にドス達の縄張りにするよ!」 「ゆっゆっ、まりさはさきにいくんだぜ!・・・ゆゆぅ?」 茂みの中からまりさ種が飛び出してきた、続いてありす種が。 挙句の果てには茂みを掻き分け、ドスまりさまでが出てきた。 ドスまりさ・・・いや、ドゲスまりさ達は6匹に気づくや否や唾を吐きかける勢いで問いかけてきた。 「おいそこの6匹!ここの泉は誰のものか知ってて使ってるんだぜ?」 「む・・・むきゅ?このいずみはだれのものでもないでしょ?」 「違うよ、ここはドスまりさ様のゆっくりぷれいすだよ!邪魔者はとっとと消えてね」 「なにいってるのかわからないよー、なかよくつかうべきだよー」 「ゆゆ、やかましいのぜ!このいずみをさいしょにみつけたのはありすなんだぜ」 「でもさきにつかってたのはみょんたちだみょん、それならごぶごぶだみょん」 「うるっさいわねぇ!いなかものはさっさときえなさい、そこのちぇんはなに?うすぎたないばっぢなんかつけて、にあわないのよ」 「!!」 ありすの悪口の対象がちぇんの帽子に付けられたバッジのことだと気づいためーりんはいてもたってもいられなくなった。 怒りに任せてありすに体当たりする、 「じゃおお!」 「ゆぶっ!なにするのよ!これだからゆっくりしてないいなかものは・・・」 「じゃおおお!」 そのままめーりんはありすに追い討ちをかけようとする。 が、しかしそれを制する一際大きな声が上がった。 「そこまでなんだぜ!ゆっくりうごくんじゃないんだぜ」 「じゃおお!?」 「それ以上動くとドススパークをおみまいするよ、死にたくなかったらここから立ち去るんだよ」 「じゃおお・・・」 「ゆっへっへ、どうあがいてもどすにはかてないんだぜ!よわむしはさっさといなくなるんだぜ!」 「そうだよ!でもドスは寛大だからね、その食料だけは持って帰ることを許してあげるよ。だからゆっくりしないで消えてね」 「もうくるななんだぜ!ゲラゲラゲラ!」 「・・・わかったわ。」 「わかったみょん」 「みょん!?ぱちゅりー!」 「ゆふふふ!やっぱりいなかものね、これだからみのほどしらずのおばかさんは・・・」 「ちぇん、めーりんあきらめなさい・・・、いのちあってのものだねよ・・・」 「・・・じゃお」 「・・・わかったよー」 荷物を抱え、とぼとぼと巣に帰る6匹だった。 だが、あれだけの量の食料なら一冬越えるのに全く問題は無い。 いくばかの心残りはあるだろうが、幸せな冬篭りを送ることが可能であろう。 さて、こちらは無理やりに泉を奪い取った三匹たち。 邪魔者を追い出し、自分達のゆっくりぷれいすを手に入れたとホクホク顔である。 さっそくご馳走を手に入れようとしているが・・・ 「ゆゆぅ!でありす!どうやったら人間さんにご飯を貰えるの?ドスはやり方を聞いてないよ」 「ゆふふ!このなかになにかをいれると、あのおねえさんがもっとゆっくりしたいいものにかえてくれるのよ」 「それだけでいいのかだぜ?らくしょうなんだぜ!」 「ちがうのよ、そのときおねえさんがいうしつもんにしょうじきにこたえるのよ!やってみせるわ」 そう言ってありすは小さなキノコを泉の中に放り込んだ。 「あなたが落としたのはこの大きなマツタケですか?」 「ゆゆ!ちがうわ、とかいはなありすがおとしたのはただのきのこさんよ!」 「あなたはとても正直なゆっくりですね、ご褒美にこの大きなマツタケをあげましょう」 「こんなものよ、ゆっくりとかいはなありすにかかればあさめしまえね」 「すごいんだぜ!ありす!さっきのばかどもとはおおちがいなんだぜ!」 「とうぜんよ、これはありすがいただくわね、むーしゃむーしゃ・・・・・しあわせぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「ま、まりさにもやらせるんだぜ!」 三匹は、すっかりこの泉の虜になってしまったようだ。 とくにまりさはいち早くご馳走を得ようと、帽子をひっくり返して中の食料を掻き出している。 「ち、ちょっとまりさ、一度にそんなにたくさん入れなくてもいいと思うよ」 「やかましいんだぜ、どうせぜんぶごちそうになるんだからかまやしないんだぜ」 「がっつくのはやめなさいよ、とかいははそんなことしないのよ」 「いいからありすのごはんもぜんぶだすんだぜ!まりささまがぜんぶごちそうにかえてやるんだぜ」 「お、落ち着いて、ゆっくりしてよまりさ・・・」 「うるさいんだぜえええええ!!まりささまがやるっていってるのがわかんないのかだぜえええええ!!」 「「・・・・・」」 このまりさ、ゲスの気質を持っていたようだ、まぁ今までの言動を見ていれば分かるだろうが。 ありすやドスまりさの食料までも自分一人で交換しようとしている。 「ゆへへ、ぜんぶ、ぜんぶまりさがごちそうにかえてやるんだぜ」 やはり一人で泉の中に食料を全部放り込み始めた。 しかし・・・あれだけの量を一度に入れたら・・・ 「あなたが落としたのはこのご馳走やお菓子や・・・、とても豪華なご飯ですか?」 「「「・・・」」」ポカーン 三匹が絶句するのも無理はない、入れた量が問題なのか、それともまりさの欲望が女神に届いたのかは知らないが・・・ 一言で言うなら、すさまじい、ゆっくりでは絶対に手に入らない量と質の食料が山と積まれていた。 そのなかには砂糖菓子や揚げ菓子、パンや魚などの人の食べ物もたっぷりと含まれている。 「そそそ、そうなんだぜええええええ!それはぜんぶ、まりささまのものなんだぜえええええええええ!」 「「ま、まりさ!」」 「いいからはやく、はやくよこせえええええええ!」 「あなたは嘘つきのゆっくりですね。罰です、ご馳走もご飯もあげません」 「ゆ・・・なんで!なんでなんだぜええええええええ!よごぜえええええええ!ばりざのごはんんんんんん!!」 「・・・」スゥー・・・ 「ああああああああ!やべてえええええ消えないでええええええ!ご飯持ってかないでよおおおおおおお!」 「なにやってるのおおおおおお!まりさああああああああああ!せっかくのごはんがあああああああああ!」 「しらないんだぜええええええ!まりさはわるくないんだぜええええええ!」 まりさは目の前のご馳走に心奪われ、つい嘘をついてしまった。 当然ご馳走は没収、その挙句、もともと自分達が持ってきた食料まで失ってしまった。 「しょうじきにこたえろっていったでしょおおおおお!なんであんなこといったのおおおおおおお!」 「うそなんかついてないんだぜええええええええ!あれはまりささまのものなんだぜえええええええ!」 ありすはまりさを怒鳴りつける、がまりさは自らの非を認めずに怒鳴り返す。 「ぢがうでじょおおおお!うそづいだじゃないのよおおおおおおおおおお!どすもなんかいってやりなさいよおおおおお!」 「ゆっ!ど、どす!ごめんなんだぜ、でもまりさはわるくないんだぜ。わるいのはあのばばあなんだぜ!」 「・・・・・」 「もしほんとうにくれるつもりならだまっててもくれたはずなんだぜ、でもあいつはくれなかったんだぜ」 「・・・・・」 「つまりまりさがなにをいってももんくをつけてごはんをくれることはなかったんだぜ、ばばあはひきょうものだったんだぜ」 ゆっくりお得意の間抜けな責任転嫁だ。 だがしかし、そんな言い訳が通用するのもまたゆっくりである。 「ゆゆ、そうだね!あの人間はゆっくりできないひどい奴だね」 「そうね!いなかもののくせにありすたちをだまそうとするなんてひゃくねんはやいわよ」 「そうなんだぜ!わるいのはばばあでまりささまにはなんのつみもないんだぜ!」 「ならば話は別だよ、あの人間を倒してさっきのご飯をドス達の手に奪い返すよ!」 「「ゆっくりうばいかえすよ!!」」 ドスまりさは帽子の中からとあるキノコを取り出し、咀嚼し始めた。 どうやらドススパークを使うつもりのようだ、閉じられた口内から青白い光が漏れている。 そして泉に照準を合わせる。 「いくよおおおおおお!ドススパーーーク!!卑怯者の人間さんはゆっくりしないで死んでね!」 「ざまみろなんだぜ!」 「いいきみよ!」 放たれたドススパークは土ぼこりや砂煙、落ち葉などを巻き上げ、辺り一面を覆い隠した。 「ゆゆっ、さすがにこれならあのいずみさんもきえてなくなったんだぜ」 「あとはいずみのなかのばばあをころしてごはんをうばうまでよ!」 「任せてね、ドスがちゃちゃっと殺しちゃうからね」 そしてやっと視界が晴れ、そこには・・・ 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「「「・・・・・」」」ポカーン 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 無傷の泉。 そして女神の手にはドススパークとは比較にならない、本家マスタースパークが、発射される寸前の状態で静止していた。 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「ゆ・・・ゆ・・・」 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「ゆ、ゆ、ゆううううううううう!黙れええええええええ!何で、何で生きてるんだあああああああああ!」 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「うるさいいいいいいいいいい!”違う”うううううううううううう!質問に答えろおおおおおおお!」 狂ったかのように怒鳴りつけるドスまりさとは対象的に、女神はニッコリと微笑み 「あなたは正直なゆっくりのようですね、ご褒美にこのマスタースパークをあげましょう」 ドスまりさ目掛けて、女神からの『ご褒美』が放たれた。 「・・・げほげほっ、いったいなにがおきたのよ」 「ごほごほっ、まったくドスはなにやってんだぜ・・・」 「・・・・・」 「ゆっ、どす。だまってないでおへんじするんだぜ」 「・・・・・」 「どす、むしなんてとかいはのすることじゃないわ」 「・・・・・」 その時一陣の風が吹き、マスタースパークの余韻である煙が晴れた。 そこにあったのは・・・ 「・・・・・」 「「う、うわああああああああああああああ!どすうううううううううううううう!」」 ドスまりさの残骸が、そこに残っていた。 二匹がそれをドスだと認知できたのはかろうじて帽子の一部がドスまりさの燃えカスにへばりついていたからだ。 「・・・・・」 「おおばかもののまりさはゆっくりしないでしになさい!」ドスン 「いだい!ありす、いきなりなにするんだぜ」 「ごはんがなくなったのも、どすがしんだのもぜんぶまりさのせいよ!せきにんとってしになさい!」 「ふざけるなだぜ、このいずみをみつけたのはありすなんだぜ!ありすがみつけてこなければなにもおきなかったんだぜ」 「まりさもよろこんでたでしょおおおおおおおお!」 「そのけっかがこれなんだぜえええええええええ!」 二匹はお互いに罪をなすりつけ、取っ組み合っている。 それこそ、お互いの飾りが取れても気にせずにである。 二匹の飾りは外へ外へと追いやられ・・・ ポチャン 「「ああああああ!まりさ(ありす)のおぼうし(かちゅーしゃ)がああああああああ!」」 そして出てくる女神、手には帽子とカチューシャを持っている。 だが、この泉は入れたものがグレードアップして出てくる泉。 ちぇんの時、帽子は傷だらけで泥汚れが付いていたが、二匹の飾りは特に目立つ傷も汚れもない。 よって・・・ 「あなたたちが落としたのは、この金の帽子とカチューシャですか?」 「ゆ、ごたくはいいからはやくかえ「まりさ!」 「なんなんだぜ!」 「いい、ほんとうのことをいうのよ。そうじゃなきゃかえしてもらえないのよ」 「そうだったんだぜ・・・えーと・・・。ちがうんだぜ、まりさとありすが落としたのはふつうのおかざりなんだぜ」 「・・・・・」 「「・・・・・」」 「あなた達はとても正直なゆっくりですね、ご褒美にこの金の帽子とカチューシャをあげましょう」 その途端、二匹にそれぞれの飾りが『ドスン』とのしかかった。 「ゆううううううう!おもいいいいいいいいい!」 「ゆぶうううううう!どぼじでえええええええ!」 女神はニコニコと笑みを浮かべながら泉の中に消えていった。 「おぼうしがおもくてうごけないんだぜええええええええええ!」 「まってええええええええ!これはずしてよおおおおおおおお!」 「ま、まりさ、しょうがないからだれかにたすけてもらいましょ!」 「そうするんだぜ、まってればだれかくるはずなんだぜ。いっそさっきのよわむしちぇんやくずめーりんでもいいんだぜ」 「「だれかまりさ(ありす)をたすけるんだぜええええ(たすけなさいよおおお)!!」」 「・・・・・」 返事はない 「おかしいんだぜ、なんでまりささまをたすけにこないんだぜ!」 「ほんとにゆっくりできないやくたたずばっかりね、ぷんぷん!」 その時、カラスがカァーと鳴いた。 泣き叫んでいた二匹はその声でふと我に帰った。 西の空が紅に染まっている。 ああ、もうよるになるのか。 それはそうだよ、ふゆがちかいもの。 きょうここにきたのだってふゆごもりのごはんをあつめるためだもの・・・ 二匹は気づいた。 最も気づきたくないことに気づいてしまった。 もうすぐ冬篭り、誰もが巣の中に篭もり始める。 わざわざこんな森の奥にくるゆっくりは誰もいない、どこにもいないだろう つまり・・・ 「「だれかたすけてええええええええええええええええええええ!」」 =その後、番外編= 「うー、よくねたんだどぉー。おなかぺこぺこなんだどぉー」 春になり、冬眠から覚める動物やゆっくりたち。 その中の一匹、ゆっくりれみりゃは『おぜうさまにふさわしいぶれっくふぁすと』を求めて森の中を歩きまわっていた。 だが、少しばかり早すぎたのだろうか、周りには他のゆっくりが全く見当たらない。 「うー・・・あまあまがいないんだどぉ・・・しょうがないからおぜうさまはもうひとねむりするんだどぉ」 「おぉ、ぐうたらぐうたら」ヒュンヒュン 「う、うぅううう!きめぇまるなんだどおおおおおおお!」 「おぉ、きよくただしく、はるいちばんのきめぇまるです」ヒュンヒュン 「うわぁぁぁぁぁ!にげるんだどおおおおおおお!」 「おぉ、まてまて」ヒュンヒュン 森の奥でれみりゃときめぇ丸(胴付き)の追いかけっこが始まった。 が、どう考えても速度的にきめぇ丸に分がある・・・、というよりれみりゃを翻弄して楽しんでいるようだ。 と、どこかで見たことのある泉が見えてきた。 「うー!」スッテーン 「おぉ、とまれないとまれない」ボチャーン おや、れみりゃは何かにつまづいて転び、きめぇ丸は勢い余って泉に飛び込んでしまった。 「うー・・・いたいんだどぉ・・・、うー!、ぴかぴかがきれいなんだどぉー」 れみりゃは自分がつまづいた金の山高帽に気づいたようだ、隣には金のカチューシャも落ちている。 「うー、これはおぜうさまのたからものにするんだどぉー」 「あなたが落としたのはこの・・・なきめぇ丸ですか?」 「うー?」 泉の女神がいつの間にか現われていた。 その腕にはきめぇ丸が抱えられている、うつむいているので顔はよく見えない。 「うー、そんなきめぇまる、しーらないんだどおー」フリフリ れみりゃは腰を振り、ダンスを踊りながら答えた。 「あなたはとても正直なゆっくりですね、ご褒美にこの、きれいなきめぇ丸をあげましょう」 「う?」 「おぉ、なかよしなかよし」ヒュンヒュンスリスリ 「うぅ!?きもちわるいどぉー、やめるんだどぉー!」 「おぉ、ともだちともだち」ヒュンヒュンスリスリ 「こわいんだどぉー!!にげるどぉー!!」 「おぉ、まってまって」ヒュンヒュン 逃げるれみりゃとそれを追いかける、やたら可愛く美化されたきめぇ丸。 そんな二匹をニコニコとした笑みで見送る女神。 向こうから無事に冬篭りを終えた、ちぇん達六匹の声が聞こえてくる。 森は、今日も平和だった。 【後書き】 ドススパーク返しときれいなきめぇ丸が書きたくて書いた、後悔はしていない。 今までに書いたの ゆっくり地球防衛軍 前編 その1 その2 ゆっくり地球防衛軍 中編 その1 その2 ゆっくり地球防衛軍 後編 その1 その2 その3 このSSに感想をつける
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ゆっくり虐めSS ゆっくり木こりの泉 後編 前編からの続き 「こっちだよー!めーりーん!」 「じゃお!じゃおおん!」 「みょん、そのいずみというのはどこにあるのかしら」 「こっちだみょん!ゆゆこさま!」 「むきゅ、はやくきなさい、こあくま!」 「こあ!こあー!」 昨日の3匹はそれぞれの伴侶を連れ泉まで来た、彼らの帽子の中にはたっぷりと食料が詰まっている。 どうやら昨日獲った食料を「ごほうび」に変えてもらおうという魂胆のようだ。 「ここだよー、ゆっくりついたよー!」 「じゃお・・・」 「きれいなところねぇ・・・」 「こあ・・・」 「さぁ、はやくごはんをいずみにいれるみょん!」 彼らはみょんの指示に従い、持ってきた食料を帽子の中から取り出し始める。 木の実、キノコや山菜など、種類は様々である。 「あなたが落としたのは・・・」 「ちがうみょん・・・」 「ちがうよー・・・」 「じゃお!・・・」 「ちがうわねぇ・・・」 「むきゅ、ちがうわ!・・・」 「こあ!・・・」 「あなたはとても正直なゆっくりですね・・・」 数分後、彼らの前には食料がうず高く積まれていた。 果物や野菜など、豪華なシロモノばかりがである。 「これだけあればー」 「むきゅ、ふゆごもりも」 「ゆっくりあんしんだみょん!」 「むしろたのしみなくらいね」 「こあー!」 「じゃお!」 誰もがこれから来る冬篭りに思いを馳せていた・・・ が、そんな幸せな雰囲気をぶち壊す者達が近づいてきていた。 「おいありす!ただでごはんがもらえるいずみさんはどこなんだぜ!」 「ゆふふ、まりさ、どす、ここよ!きのうありすがみつけたゆっくりとかいはないずみさんよ!」 「急いでね!他のゆっくりが来る前にドス達の縄張りにするよ!」 「ゆっゆっ、まりさはさきにいくんだぜ!・・・ゆゆぅ?」 茂みの中からまりさ種が飛び出してきた、続いてありす種が。 挙句の果てには茂みを掻き分け、ドスまりさまでが出てきた。 ドスまりさ・・・いや、ドゲスまりさ達は6匹に気づくや否や唾を吐きかける勢いで問いかけてきた。 「おいそこの6匹!ここの泉は誰のものか知ってて使ってるんだぜ?」 「む・・・むきゅ?このいずみはだれのものでもないでしょ?」 「違うよ、ここはドスまりさ様のゆっくりぷれいすだよ!邪魔者はとっとと消えてね」 「なにいってるのかわからないよー、なかよくつかうべきだよー」 「ゆゆ、やかましいのぜ!このいずみをさいしょにみつけたのはありすなんだぜ」 「でもさきにつかってたのはみょんたちだみょん、それならごぶごぶだみょん」 「うるっさいわねぇ!いなかものはさっさときえなさい、そこのちぇんはなに?うすぎたないばっぢなんかつけて、にあわないのよ」 「!!」 ありすの悪口の対象がちぇんの帽子に付けられたバッジのことだと気づいためーりんはいてもたってもいられなくなった。 怒りに任せてありすに体当たりする、 「じゃおお!」 「ゆぶっ!なにするのよ!これだからゆっくりしてないいなかものは・・・」 「じゃおおお!」 そのままめーりんはありすに追い討ちをかけようとする。 が、しかしそれを制する一際大きな声が上がった。 「そこまでなんだぜ!ゆっくりうごくんじゃないんだぜ」 「じゃおお!?」 「それ以上動くとドススパークをおみまいするよ、死にたくなかったらここから立ち去るんだよ」 「じゃおお・・・」 「ゆっへっへ、どうあがいてもどすにはかてないんだぜ!よわむしはさっさといなくなるんだぜ!」 「そうだよ!でもドスは寛大だからね、その食料だけは持って帰ることを許してあげるよ。だからゆっくりしないで消えてね」 「もうくるななんだぜ!ゲラゲラゲラ!」 「・・・わかったわ。」 「わかったみょん」 「みょん!?ぱちゅりー!」 「ゆふふふ!やっぱりいなかものね、これだからみのほどしらずのおばかさんは・・・」 「ちぇん、めーりんあきらめなさい・・・、いのちあってのものだねよ・・・」 「・・・じゃお」 「・・・わかったよー」 荷物を抱え、とぼとぼと巣に帰る6匹だった。 だが、あれだけの量の食料なら一冬越えるのに全く問題は無い。 いくばかの心残りはあるだろうが、幸せな冬篭りを送ることが可能であろう。 さて、こちらは無理やりに泉を奪い取った三匹たち。 邪魔者を追い出し、自分達のゆっくりぷれいすを手に入れたとホクホク顔である。 さっそくご馳走を手に入れようとしているが・・・ 「ゆゆぅ!でありす!どうやったら人間さんにご飯を貰えるの?ドスはやり方を聞いてないよ」 「ゆふふ!このなかになにかをいれると、あのおねえさんがもっとゆっくりしたいいものにかえてくれるのよ」 「それだけでいいのかだぜ?らくしょうなんだぜ!」 「ちがうのよ、そのときおねえさんがいうしつもんにしょうじきにこたえるのよ!やってみせるわ」 そう言ってありすは小さなキノコを泉の中に放り込んだ。 「あなたが落としたのはこの大きなマツタケですか?」 「ゆゆ!ちがうわ、とかいはなありすがおとしたのはただのきのこさんよ!」 「あなたはとても正直なゆっくりですね、ご褒美にこの大きなマツタケをあげましょう」 「こんなものよ、ゆっくりとかいはなありすにかかればあさめしまえね」 「すごいんだぜ!ありす!さっきのばかどもとはおおちがいなんだぜ!」 「とうぜんよ、これはありすがいただくわね、むーしゃむーしゃ・・・・・しあわせぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「ま、まりさにもやらせるんだぜ!」 三匹は、すっかりこの泉の虜になってしまったようだ。 とくにまりさはいち早くご馳走を得ようと、帽子をひっくり返して中の食料を掻き出している。 「ち、ちょっとまりさ、一度にそんなにたくさん入れなくてもいいと思うよ」 「やかましいんだぜ、どうせぜんぶごちそうになるんだからかまやしないんだぜ」 「がっつくのはやめなさいよ、とかいははそんなことしないのよ」 「いいからありすのごはんもぜんぶだすんだぜ!まりささまがぜんぶごちそうにかえてやるんだぜ」 「お、落ち着いて、ゆっくりしてよまりさ・・・」 「うるさいんだぜえええええ!!まりささまがやるっていってるのがわかんないのかだぜえええええ!!」 「「・・・・・」」 このまりさ、ゲスの気質を持っていたようだ、まぁ今までの言動を見ていれば分かるだろうが。 ありすやドスまりさの食料までも自分一人で交換しようとしている。 「ゆへへ、ぜんぶ、ぜんぶまりさがごちそうにかえてやるんだぜ」 やはり一人で泉の中に食料を全部放り込み始めた。 しかし・・・あれだけの量を一度に入れたら・・・ 「あなたが落としたのはこのご馳走やお菓子や・・・、とても豪華なご飯ですか?」 「「「・・・」」」ポカーン 三匹が絶句するのも無理はない、入れた量が問題なのか、それともまりさの欲望が女神に届いたのかは知らないが・・・ 一言で言うなら、すさまじい、ゆっくりでは絶対に手に入らない量と質の食料が山と積まれていた。 そのなかには砂糖菓子や揚げ菓子、パンや魚などの人の食べ物もたっぷりと含まれている。 「そそそ、そうなんだぜええええええ!それはぜんぶ、まりささまのものなんだぜえええええええええ!」 「「ま、まりさ!」」 「いいからはやく、はやくよこせえええええええ!」 「あなたは嘘つきのゆっくりですね。罰です、ご馳走もご飯もあげません」 「ゆ・・・なんで!なんでなんだぜええええええええ!よごぜえええええええ!ばりざのごはんんんんんん!!」 「・・・」スゥー・・・ 「ああああああああ!やべてえええええ消えないでええええええ!ご飯持ってかないでよおおおおおおお!」 「なにやってるのおおおおおお!まりさああああああああああ!せっかくのごはんがあああああああああ!」 「しらないんだぜええええええ!まりさはわるくないんだぜええええええ!」 まりさは目の前のご馳走に心奪われ、つい嘘をついてしまった。 当然ご馳走は没収、その挙句、もともと自分達が持ってきた食料まで失ってしまった。 「しょうじきにこたえろっていったでしょおおおおお!なんであんなこといったのおおおおおおお!」 「うそなんかついてないんだぜええええええええ!あれはまりささまのものなんだぜえええええええ!」 ありすはまりさを怒鳴りつける、がまりさは自らの非を認めずに怒鳴り返す。 「ぢがうでじょおおおお!うそづいだじゃないのよおおおおおおおおおお!どすもなんかいってやりなさいよおおおおお!」 「ゆっ!ど、どす!ごめんなんだぜ、でもまりさはわるくないんだぜ。わるいのはあのばばあなんだぜ!」 「・・・・・」 「もしほんとうにくれるつもりならだまっててもくれたはずなんだぜ、でもあいつはくれなかったんだぜ」 「・・・・・」 「つまりまりさがなにをいってももんくをつけてごはんをくれることはなかったんだぜ、ばばあはひきょうものだったんだぜ」 ゆっくりお得意の間抜けな責任転嫁だ。 だがしかし、そんな言い訳が通用するのもまたゆっくりである。 「ゆゆ、そうだね!あの人間はゆっくりできないひどい奴だね」 「そうね!いなかもののくせにありすたちをだまそうとするなんてひゃくねんはやいわよ」 「そうなんだぜ!わるいのはばばあでまりささまにはなんのつみもないんだぜ!」 「ならば話は別だよ、あの人間を倒してさっきのご飯をドス達の手に奪い返すよ!」 「「ゆっくりうばいかえすよ!!」」 ドスまりさは帽子の中からとあるキノコを取り出し、咀嚼し始めた。 どうやらドススパークを使うつもりのようだ、閉じられた口内から青白い光が漏れている。 そして泉に照準を合わせる。 「いくよおおおおおお!ドススパーーーク!!卑怯者の人間さんはゆっくりしないで死んでね!」 「ざまみろなんだぜ!」 「いいきみよ!」 放たれたドススパークは土ぼこりや砂煙、落ち葉などを巻き上げ、辺り一面を覆い隠した。 「ゆゆっ、さすがにこれならあのいずみさんもきえてなくなったんだぜ」 「あとはいずみのなかのばばあをころしてごはんをうばうまでよ!」 「任せてね、ドスがちゃちゃっと殺しちゃうからね」 そしてやっと視界が晴れ、そこには・・・ 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「「「・・・・・」」」ポカーン 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 無傷の泉。 そして女神の手にはドススパークとは比較にならない、本家マスタースパークが、発射される寸前の状態で静止していた。 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「ゆ・・・ゆ・・・」 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「ゆ、ゆ、ゆううううううううう!黙れええええええええ!何で、何で生きてるんだあああああああああ!」 「あなたが落としたのはこの、マスタースパークですか?」 「うるさいいいいいいいいいい!”違う”うううううううううううう!質問に答えろおおおおおおお!」 狂ったかのように怒鳴りつけるドスまりさとは対象的に、女神はニッコリと微笑み 「あなたは正直なゆっくりのようですね、ご褒美にこのマスタースパークをあげましょう」 ドスまりさ目掛けて、女神からの『ご褒美』が放たれた。 「・・・げほげほっ、いったいなにがおきたのよ」 「ごほごほっ、まったくドスはなにやってんだぜ・・・」 「・・・・・」 「ゆっ、どす。だまってないでおへんじするんだぜ」 「・・・・・」 「どす、むしなんてとかいはのすることじゃないわ」 「・・・・・」 その時一陣の風が吹き、マスタースパークの余韻である煙が晴れた。 そこにあったのは・・・ 「・・・・・」 「「う、うわああああああああああああああ!どすうううううううううううううう!」」 ドスまりさの残骸が、そこに残っていた。 二匹がそれをドスだと認知できたのはかろうじて帽子の一部がドスまりさの燃えカスにへばりついていたからだ。 「・・・・・」 「おおばかもののまりさはゆっくりしないでしになさい!」ドスン 「いだい!ありす、いきなりなにするんだぜ」 「ごはんがなくなったのも、どすがしんだのもぜんぶまりさのせいよ!せきにんとってしになさい!」 「ふざけるなだぜ、このいずみをみつけたのはありすなんだぜ!ありすがみつけてこなければなにもおきなかったんだぜ」 「まりさもよろこんでたでしょおおおおおおおお!」 「そのけっかがこれなんだぜえええええええええ!」 二匹はお互いに罪をなすりつけ、取っ組み合っている。 それこそ、お互いの飾りが取れても気にせずにである。 二匹の飾りは外へ外へと追いやられ・・・ ポチャン 「「ああああああ!まりさ(ありす)のおぼうし(かちゅーしゃ)がああああああああ!」」 そして出てくる女神、手には帽子とカチューシャを持っている。 だが、この泉は入れたものがグレードアップして出てくる泉。 ちぇんの時、帽子は傷だらけで泥汚れが付いていたが、二匹の飾りは特に目立つ傷も汚れもない。 よって・・・ 「あなたたちが落としたのは、この金の帽子とカチューシャですか?」 「ゆ、ごたくはいいからはやくかえ「まりさ!」 「なんなんだぜ!」 「いい、ほんとうのことをいうのよ。そうじゃなきゃかえしてもらえないのよ」 「そうだったんだぜ・・・えーと・・・。ちがうんだぜ、まりさとありすが落としたのはふつうのおかざりなんだぜ」 「・・・・・」 「「・・・・・」」 「あなた達はとても正直なゆっくりですね、ご褒美にこの金の帽子とカチューシャをあげましょう」 その途端、二匹にそれぞれの飾りが『ドスン』とのしかかった。 「ゆううううううう!おもいいいいいいいいい!」 「ゆぶうううううう!どぼじでえええええええ!」 女神はニコニコと笑みを浮かべながら泉の中に消えていった。 「おぼうしがおもくてうごけないんだぜええええええええええ!」 「まってええええええええ!これはずしてよおおおおおおおお!」 「ま、まりさ、しょうがないからだれかにたすけてもらいましょ!」 「そうするんだぜ、まってればだれかくるはずなんだぜ。いっそさっきのよわむしちぇんやくずめーりんでもいいんだぜ」 「「だれかまりさ(ありす)をたすけるんだぜええええ(たすけなさいよおおお)!!」」 「・・・・・」 返事はない 「おかしいんだぜ、なんでまりささまをたすけにこないんだぜ!」 「ほんとにゆっくりできないやくたたずばっかりね、ぷんぷん!」 その時、カラスがカァーと鳴いた。 泣き叫んでいた二匹はその声でふと我に帰った。 西の空が紅に染まっている。 ああ、もうよるになるのか。 それはそうだよ、ふゆがちかいもの。 きょうここにきたのだってふゆごもりのごはんをあつめるためだもの・・・ 二匹は気づいた。 最も気づきたくないことに気づいてしまった。 もうすぐ冬篭り、誰もが巣の中に篭もり始める。 わざわざこんな森の奥にくるゆっくりは誰もいない、どこにもいないだろう つまり・・・ 「「だれかたすけてええええええええええええええええええええ!」」 =その後、番外編= 「うー、よくねたんだどぉー。おなかぺこぺこなんだどぉー」 春になり、冬眠から覚める動物やゆっくりたち。 その中の一匹、ゆっくりれみりゃは『おぜうさまにふさわしいぶれっくふぁすと』を求めて森の中を歩きまわっていた。 だが、少しばかり早すぎたのだろうか、周りには他のゆっくりが全く見当たらない。 「うー・・・あまあまがいないんだどぉ・・・しょうがないからおぜうさまはもうひとねむりするんだどぉ」 「おぉ、ぐうたらぐうたら」ヒュンヒュン 「う、うぅううう!きめぇまるなんだどおおおおおおお!」 「おぉ、きよくただしく、はるいちばんのきめぇまるです」ヒュンヒュン 「うわぁぁぁぁぁ!にげるんだどおおおおおおお!」 「おぉ、まてまて」ヒュンヒュン 森の奥でれみりゃときめぇ丸(胴付き)の追いかけっこが始まった。 が、どう考えても速度的にきめぇ丸に分がある・・・、というよりれみりゃを翻弄して楽しんでいるようだ。 と、どこかで見たことのある泉が見えてきた。 「うー!」スッテーン 「おぉ、とまれないとまれない」ボチャーン おや、れみりゃは何かにつまづいて転び、きめぇ丸は勢い余って泉に飛び込んでしまった。 「うー・・・いたいんだどぉ・・・、うー!、ぴかぴかがきれいなんだどぉー」 れみりゃは自分がつまづいた金の山高帽に気づいたようだ、隣には金のカチューシャも落ちている。 「うー、これはおぜうさまのたからものにするんだどぉー」 「あなたが落としたのはこの・・・なきめぇ丸ですか?」 「うー?」 泉の女神がいつの間にか現われていた。 その腕にはきめぇ丸が抱えられている、うつむいているので顔はよく見えない。 「うー、そんなきめぇまる、しーらないんだどおー」フリフリ れみりゃは腰を振り、ダンスを踊りながら答えた。 「あなたはとても正直なゆっくりですね、ご褒美にこの、きれいなきめぇ丸をあげましょう」 「う?」 「おぉ、なかよしなかよし」ヒュンヒュンスリスリ 「うぅ!?きもちわるいどぉー、やめるんだどぉー!」 「おぉ、ともだちともだち」ヒュンヒュンスリスリ 「こわいんだどぉー!!にげるどぉー!!」 「おぉ、まってまって」ヒュンヒュン 逃げるれみりゃとそれを追いかける、やたら可愛く美化されたきめぇ丸。 そんな二匹をニコニコとした笑みで見送る女神。 向こうから無事に冬篭りを終えた、ちぇん達六匹の声が聞こえてくる。 森は、今日も平和だった。 【後書き】 ドススパーク返しときれいなきめぇ丸が書きたくて書いた、後悔はしていない。 今までに書いたの ゆっくり地球防衛軍 前編 その1 その2 ゆっくり地球防衛軍 中編 その1 その2 ゆっくり地球防衛軍 後編 その1 その2 その3 このSSに感想をつける